ラジオ・ロワイヤル (連載 第1話)
- カテゴリ:日記
- 2012/06/20 23:06:30
ふははは! このブログは、乗っ取った!
「こんにちは。 金銀ボーヤの 『ラジオ・ロワイヤル』 の時間がやってまいりました! パーソナリティの
金のボーヤです!」
「一ヶ月間のご無沙汰でした。 同じくパーソナリティの 銀のボーヤです!」
「今週は、スペシャルウィークということで、ダブルパーソナリティーでお送りしています!」
「さらに、今週はスタジオを飛び出して、船の上からの放送ですよ~!」
「そーですよ~、船と言っても、海賊船ですよ~!」
「そーですよ~、今回は海賊バージョンです~!」
「と言うわけで、あらためまして、こんにちは。船長のゴールドボーヤです!」
「同じく、副船長のシルバーボーヤです~!」
「皆さん!やりましたよ! ついに船を手に入れました!」
「そうだよねぇ、海賊には船がないと始まらないものねぇ」
「そうだよ! 船のない海賊なんて、愛のないカレーのようだし!」
「・・・? そ、それにしても、豪華だね、この船!」
「それもそのはず、超 豪華客船だもの!」
「でも、なんだか、海賊に似つかわしくないよねぇ…。 どこに海賊の旗を揚げたらいいんだろ?」
「え? 揚げないよ? だってね、海賊の旗を揚げてるってだけで、攻撃されるらしいから!」
「え? 攻撃される前に、攻撃してやったらいいじゃん!」
「しかも、海賊って捕まると縛り首になるんだって! そんな死に方、嫌だろ?」
「えー? 海賊らしからざる発言!」
「でもね、豪華客船なのかー って、油断させておいて、近くに来た貨物船にガブっと噛みつくの!」
「セコすぎる…。 って、ねぇ? この船、どうしたの? お年玉で買える金額じゃないと思うけど?」
「うん、そうだよ。 これはね、この間、酒場に行ったときに…」
「え! ボーヤが酒場に行っちゃダメだよね?」
「え? いいんじゃん? 行って、カルアミルクくらい飲んだって」
「え! コーヒー牛乳にしなくちゃダメだしー」
「酒場に行ってコーヒー牛乳って…。 ボーヤじゃあるまいしー」
「ボーヤじゃん?」
「それでね、その酒場の隅のテーブルに座ってた、黒いフードをかぶった男に、海賊キッドの隠した
財宝を見つけに行くなら、この船をあげるって言われたの!」
「え? あの伝説のキャプテン・キッドの宝を、キャプテン・ボーヤが探すの?」
「うん、シャレみたいだろ?」
「うん、かなりね。 それにしても、船員の数が多いね。 どうしたのこの人たち?」
「その海賊酒場でね、」
「え? 海賊酒場? 海賊が行く酒場なの?」
「うん。 お人よしは半額なんだって!」
「え? ナニソレ? 海賊が行くような酒場に、お人よしは行かないよね?」
「うん、そう思うだろ? もし、お人よしを名乗る人が来たら、みんなの酒代を半額払わせるって!」
「うわ! 半額って、そっちの半額なの? さすがは、海賊酒場!」
「だろ?それでね、そこの酒場にいた海賊たちに、宝探しに行きたい人~? って、聞いてみたわけ。
そうしたら、皆が行きたい~! って、言うから、皆まとめて乗船してもらったわけ! 」
「そうだったの。 宝探しは、海賊にとって永遠のテーマだからねぇ…」
「そう、その通り! 宝探ししない海賊は、ただの人だぜ!」
「ねぇ? なにその格言? それより、この人たちの給料は、どうするの?」
「給料? 給料なら、出来高払いで いいってよ!」
「え? 出来高払い?」
「うん。キャプテン・キッドの宝が見つかったら、皆で山分けすることになってるの!」
「見つからなかった場合はどうするの? ただのクルージングで終わっちゃうけど…(オイラは、それでも
満足だけど!)」
「そんな時は、貨物船を2、3隻襲って、積荷を奪えばいいじゃん!」
「ぶ、物騒なことするねぇ…。 あ、海賊だからいいのか!」
「と言うわけで、いざ進め、ゴールデン・オパール号! 宝の島目指して突き進め~!」
「ねぇ? 意気込みはいいんだけど、当てはあるの? 当ては?」
「あるよ、これを見よ! ジャーーン! 黄金の羅針盤で~す!」
「え~! そ、それが伝説の黄金の羅針盤なの?」
「そうだよ! この針の指し示す方角へ行けば、お宝の島にたどりつけるってわけ!」
「ど、どうみても、金メッキしたレトロな方位磁針にしか見えないけど…」
「な、何を言う! 銀ボーの目は節穴ですか? これがメッキに見える?これが? あ、ちょっと怪しいな…」
「でしょ? ねぇ、それどうしたの?」
「酒場にいたフードの男に、これを持って行きなさいって、渡されたんだけど…」
「その男、どこにいるの?」
「さっき、港を出港するとき、見届けに来てたけど…」
「なあに? 見届けって? 見送りじゃなくて?」
「どっちでも、似たようなもんじゃん? それより、ジミーとボビーはどうした? 姿が見えないんだけど…」
「ジミーボーヤとボビーボーヤなら、白ひげジーヤの仲間になって、家で留守番してるけど」
「え、そうなの? 留守番するくらいなら、一緒に来ればよかったのに…」
「そうなんだけど、宿題がたくさん出て大変らしいよ」
「宿題宿題って! 家の中で勉強ばっかりしてないで、外で遊びなさーい!」
「でも、その遊んでしまった結果が、これだよねぇ…」
「そう! その結果、超 豪華客船で宝探しの旅に出ているわけ!」
「あ、そうか! あながち間違いでは、なかったってことだね?」
「そう! むしろ大正解! オイラの辞書に間違いという文字はない!」
「え? そうなの? ワニに食べられちゃったかね?」
「では、ここで、各地の交通情報をお伝えします」
「(あ、そういえば、ラジオだったねぇ…) 交通管制センターの荒南さん、お願いします」
”はい、お伝えします。 インド洋では、高波のため速度規制されています。 パナマ運河では自然渋滞
通過までに9時間。 ミンダナオ島周辺では、積荷のバナナが散乱しているために1マイルの渋滞…”
「交通情報の途中ですが、日本地域にお住まいの皆さんには、音楽をお送りいたします」
「はい。 サザンオールスターズの 『 君こそスターだ 』 です」
君こそスターだ (Southern All Stars)
http://www.dailymotion.com/video/x21knc_yyyyyyy-southern-all-stars_music
「ねぇ、銀ボー? この船って、カジノがあるの知ってた?」
「え! オイラ、まだよく中を見て回ってないけど、カジノがあるの? 」
「うん。 その他に、ダーツやビリヤードもあるし!」
「えぇ! ま、まるで、娯楽の殿堂!」
「しかも、甲板には大きなプールもあるし!」
「うん。 さっき見たけど、オイラ、泳げないから…」
「あ、そういや、オイラも泳げなかった…」
「でもさ、あとでプールサイドに、日焼けしに行こうよ!」
「そうだね、かわい子ちゃんが、遊びに来てるかもしれないしね!」
「あ、あの? この船、海賊船だから、荒くれ男しか乗ってないけど…」
「あ、そうだった。 残念…」
「そ、そんなに落ち込むこともないんじゃない? 他に何かない? おすすめは?」
「あとはね、海賊料理の名コックがいるから、料理もおいしいよ!」
「え! そうなの? 夕ご飯が、今から楽しみ~」
「だろ? しかも、朝食は、毎朝 バイキングだからね!」
「え! バイキング? 海賊だけに?」
ゴム人間いいですね! でも、泳げなくなりますので気をつけて下さいね~ ^^;
プール付きの豪華客船ですけど、日焼けだけで我慢しましょうかねw
いいですねぇ大航海の始まりですね♪
私もワンピースみたいに海に出たいですw
何の実がいいかなぁやっぱりゴムゴムの実かな食べたいですw
ゴムゴムの~ってやってみたいですww
娯楽施設もある豪華客船での大航海楽しそうです♪
(o´∀`o)ニコッ
それは斬新ですね~(@Д@)!
柔軟な思想、そんなニコタが好きです♡
海賊による海賊番組です~w
どこから見ても豪華客船なので大丈夫だと思いますが、念のため気をつけますね ^o^;
まだ出航したばかりなので、日本近海からのラジオ放送という設定です。
海上交通情報は、道路交通情報のパロディーです ^^;
海はつながっていますので、世界規模です! でも、デタラメです(*≧m≦*)
品がいいだなんて ^o^/ ウレシー!
金銀ボーヤともに、10代のボーヤとは思えないほど、言葉使いには気をつけています。
突っ込みを激しい口調にすると、二人の仲がギクシャクした感じになりますしね。
実は、マリンカラーの縁と熱帯魚は、別々なものです。 縁は背景で、熱帯魚がフレームと
思いきや、アクセサリーなんですよ! ですから、街の中をつれて歩けます!!
両方とも去年のアイテムです。 縁(背景)は、トリコロールマリンという名前です。シンプル
なので、色々なフレームと合わせられると思います。
豪華客船は船足が遅いので
くれぐれも海上保安庁に捕まらないようにね~~~ (^o^;)
バイキング・・・・・・(;^_^A アセアセ・・・
放送は何処らへんの海上からなのかしら?^^
世界規模の海上交通情報なんですね!?(*≧m≦*)ププッ
品のいいボケと突っ込みが今回も楽しかったです^m^
・・・桑田さんの大量のウソ泣き涙もおもしろかったし(;ಥ;ω;ಥ;)
あ、それとマリンカラーの縁と熱帯魚さんの背景、わたし初めて見ました♪
さすがニコタ歴の長いボーヤさんですね^^