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中国、「三沙市」に反発強める関係当事国


中国が南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)、西沙(同パラセル)、中沙の3諸島を、海南省の「三沙市」とすると発表し、領有権を争うベトナム、フィリピンなどは警戒と反発を強めている。領海など海洋に関する権利やルールを定めた国際海洋法を無視した中国のやり方は、領有権問題の平和的な解決に逆行し、地域の緊張を高めるばかりだ。

 中国の措置について、フィリピン政治暴力テロ研究所のロンメル・バンロイ所長は、「南シナ海の領有権主張と、実効支配を強化する戦略の一環だ」と批判する。フィリピン政府筋も「強引な態度であり、中国は今後、南シナ海での示威行動を、さらに強めてくるだろう」とみる。

 一方、ベトナム外務省報道官は、「『三沙市』設置に強く反対する」と抗議した。ベトナムは21日に「海洋法」を国会で可決し、中国に対抗した格好だ。

 ベトナム海洋法は2013年1月に施行され、(1)南沙、西沙諸島のベトナムの領有権(2)外国の海軍艦船が、周辺海域を通過する際のベトナムへの通告義務(3)周辺海域での違法な資源採掘に対する罰金(最高約768万円)-などを、規定している。

 こうした関係当事国の主張がぶつかり合う領有権問題は、東南アジア諸国連合(ASEAN)をはじめ、多国間の枠組みが実質的に機能せず、「領有権問題には第三国が介入しにくい」(外交筋)こともあり、解決の糸口すら見えない。

 オーストラリア国立大学のポール・ディブ教授は「問題は、中国が国際海洋法を受け入れないことにある」と話す。また、中国が実効支配を強める中で「懸念されるのは、中国の誤った判断による発砲と軍事衝突だ。関係当事国などと中国の間には、1972年に米ソが締結したような『公海・上空における事故防止協定』もない。中国が関心を示さない」と憂慮する。


http://sankei.jp.msn.com/world/news/120622/asi12062218310005-n1.htm


西沙諸島は第二次世界大戦後、南ベトナムが実行支配していた島々です。

実行支配していた南ベトナムに対して、中国は第2次大戦ご暫くは何も言わなかったの

ですが、西沙諸島で天然ガスが発見されると、西沙諸島は中国のものであると宣言。

1975年1月15日に南ベトナム海軍の哨戒艇 リ・トン・キェト と、アメリカ軍から付与

されたバーネガット級水上機母艦 チンコテーグ が西沙諸島の哨戒を行ったところ、

西沙諸島のロバーツ島に中国国旗が掲揚されているのが発見され、中国の大型漁船が

2隻停泊していたことから、退去命令を命じ、陸上に掲揚された中国国旗を射撃しました。

そのことが切欠で2日後には中国軍が2個小隊の歩兵を西沙諸島に送り、2つの島に上陸、

またその歩兵を援護するための軍艦と航空機を派遣、ベトナム側も3隻の軍艦を援軍に

送り込む事態に発展。 1月17日に南ベトナムが、島に上陸している中国軍を追い払うため

島に上陸した事で銃撃戦が始まり、西沙海戦が幕を開けた。

結果として南ベトナムは大敗をし、軍艦1隻が撃沈、1隻が大破、残った船も損傷し、乗組員

のほとんどが死亡、アメリカ軍軍事顧問1名を含む49人が捕虜となり、西沙諸島は奪われた。

現在西沙諸島のウッディー島には人民解放軍の前線基地が作られています。

http://maps.google.co.jp/maps?ie=UTF8&z=16&ll=16.833543,112.343187&spn=0.028918,0.059824&t=k&om=1


南沙諸島は1970年代に海底油田が発見されると、西沙諸島同様に中国が自国の領土

であると宣言、1988年3月14日に中国側が実行支配するベトナム兵に対して攻撃を開始、

ベトナム水兵70名以上を殺害し実行支配しました。

現在 赤瓜礁 に勝手に建物を建て「中国赤瓜」「祖国万歳」等と書かれているため

フィリピンやベトナム、ブルネイが怒っています。

http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&ll=9.714125,114.286349&spn=0.001481,0.001725&t=h&z=19&brcurrent=3,0x0:0x0,1

最初はこんな建物
http://riseizenkai.fc2web.com/img/tokua/20090827Spratly-Islands.JPG

今ではコンクリート製
http://img.eemap.com/20070905/200709051503307.jpg


他にもフィリピンのパクアサ島の近くにレーダー基地を設置
http://phunutoday.vn/dataimages/201207/original/images734794_trung_quoc_chuan_bi_tap_tran_ban_dan_that_san_bay_khieu_khich_khong_can_thiet_phunutoday.vn.jpg

これらの変な建物のそばは昔からフィリピンの人が住んでいる島があり、カラヤン

(自由の島)とフィリピンでは昔から呼ばれていたそうです。

http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&ll=10.377697,114.367096&spn=0.01182,0.013797&t=h&z=16&brcurrent=3,0x0:0x0,1

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