インドネシア、空軍機が住宅地に墜落
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- 2012/06/22 20:52:33
インドネシアの首都ジャカルタで21日午後、訓練中の空軍機が住宅地に墜落し、少なくとも10人が死亡しました。
墜落したのはインドネシアの空軍機「フォッカーF27」です。ロイター通信などによりますと、これまでに住宅8棟が炎上したほか、乗組員7人全員と住民 3人の、あわせて10人の死亡が確認されています。また10人以上がけがをして手当てを受けています。空軍機は、空港に着陸しようとしたところ墜落した模 様ですが、原因は分かっていません。
インドネシア軍によりますと、この空軍機は1958年製でしたが、離陸前に機体の整備は行われていて、事故当時は晴れていたということです。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20120622-00000007-jnn-int
フォッカーF27はオランダのフォッカー社が開発した、ターボプロップエンジン式の双発の
プロペラ式旅客機です。
1955年に初飛行した古い機体で電子装備も旧式ですが、日本のYS-11同様丈夫で
壊れにくい事から、現在でも多くの機体が使用されています。
もともとは旅客機として作られたものですが、とても頑丈に設計されていることから、多くの
国で改造され、アメリカ、インドネシア、イラン、オランダ、ミャンマー等の国でパラシュート
部隊を乗せる輸送機として活躍しています。