ボリビア、薄給の警官が反乱、妻はハンスト
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- 2012/06/24 20:24:39
(CNN) 南米ボリビアで薄給に怒った警官が24日までに大幅昇給を求めて決起し、首都ラパスなどで幹部用の建物を襲ったり、警官の妻がハンガーストライキに入って加勢する騒ぎとなっている。
怒りを爆発させたのは階級が低い警官らで、基本月給115米ドル(約9200円)の287ドルへの昇給や現在の月給と同額の退職後の年金、幹部らの退任などを要求している。
ハンストは警官の妻60人が先週、ラパスや他の都市で開始していた。
抗議行動に参加する警官は21日には幹部用の建物になだれ込み、翌日には警察の情報収集担当部門の事務所を襲い、コンピューターを奪ったり捜査文書などを焼いたりした。路上でも文書、家具などを焼き、投石も行った。
政府は平和的な交渉による解決を求め、警官側との話し合いは23日も続いた。
今回決起した警官の通常任務は、ラパス市内で多発する大規模デモの規制など。抗議行動が続く間、軍兵士が警察の任務の多くを代行している。
http://www.cnn.co.jp/world/30007095.html
ボリビア他民族国は南アメリカの共和制国家で、世界で27番目に大きい国土を持つ国です。
リチウム等の資源に恵まれているにもかかわらず、掘削する技術が無い為黄金の玉座に
座る乞食とまで言われていたりするそうです。
2012年1月に、食料紺等の値上げに対するデモが発生し、投石や略奪が横行したり、
2012年4月には、中央労働組合がデモを起こし警官隊と衝突する等、警官隊の中にも
不平が高まっていたようです。