余韻嫋嫋
- カテゴリ:勉強
- 2008/12/05 07:37:17
余韻嫋嫋(よいんじょうじょう)
意 味: 発声が終わってもなお残る響きが、絶えることなく続くようす。
出来事や詩文などの余情にも。余韻嫋々。
解 説: 「嫋嫋」は音声の細く長く続くさま。文章などの趣や風情が、
後に残る意にも用いる。「余音嫋嫋」とも書く。
出 典: 蘇軾(そしょく)『前赤壁賦(ぜんせきへきのふ)』
句 例: 余韻嫋々たる音楽会
用 例: ああ、余韻嫋嫋、一鳥蹄きて山さらに静かなりとはこの事だ。
<太宰治『津軽』>
ハワイアン・ギタアと、フラ・ダンス、いずれも土人の亡国歌、
余韻嫋々たる悲しさがありましたが、ぼくは、その悲しさに甘く
陶酔している自分を、すぐ発見して、なにか可憐いとしく
思ったのです。
<田中英光・オリンポスの果実>
参照:四字熟語データバンク&Goo辞書
耳の奥に微かに残っている感じがなんとも良いですよね^^