そんな一日。
- カテゴリ:学校
- 2009/06/27 00:12:25
学校での勉強が終わり、エレベータに乗っているとき、こんなシールを見つけました。
「下記のボタンを通話状態となるまで押し続けて下さい。当社管理センターと直接お話ができます。」
これを見て、思わず見入ってしまいました。
「…当社管理センターと直接お話ができます。」
↓
「…直接お話ができます。」
↓
「ボタンを押せば、直接お話ができる…」
思わずキュンとなりました///
…お友達になりたい。。
そんな思いで、そっとボタンに指を運びました。。
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プルル、プルル、プル…ガチャ!
オペレーター「はぃ、管理センターです。どうなさいましたか?」
雨月「助けてください!」
オ「落ち着いてください、状況を話してください」
雨「言うことを聞いてくれないんです!」
オ「故障ですか?」
雨「胸の高まりが抑え切れません!」
オ「大丈夫ですか? 今は何階ですか?」
雨「何回も何も、こんなどきどきは初めてです///」
オ「…まずは深呼吸してください」
雨「はぃ。。 …すみません、落ち着きました」
オ「はぃ。では、状況を話してください」
雨「はぃ。 あっ、やっぱりダメです!」
オ「大丈夫ですか? 何名その中に乗っていますか?」
雨「わ、私だけです。そうじゃなかったらこんなことできません///」
オ「それなら大丈夫です、一人くらいなら、故障はしてもワイヤーは切れませんよ」
雨「心のワイヤーは今にもはち切れそうです。。」
オ「はぁ。。まぁ落ちることはないと思うんで安心してください」
雨「はい。。」
オ「では落ち着いて状況をお願いします」
雨「…奇跡って、信じますか?」
オ「はぁ? 大丈夫ですよ、十中八九助かりますよ」
雨「不思議に思いませんか?」
オ「何がですか?」
雨「電話越しなのに、『直接』なんですよ?」
オ「…切りますよ?」
雨「ま、待ってください! 電話でさえ『直接』になってしまうほどに人間関係が希薄化した現代において、あなたとこうやって『直接』お話ができることって、奇跡だと思いませんか?」
オ「…はぁ。。」
雨「こんな世の中だもん。汚れてしまった世界の中の、ちっぽけな光。それがこの出逢いなんだって、そう思いませんか?」
オ「…。」
雨「だから、お願いがあります!」
オ「…どうぞ」
雨「わ、私と…お、おお、お友達になってください!」
オ「…断る!」
ガチャッ!
…ツー、ツー、ツー。
…お友達作戦、失敗(T△T)
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な~んて想像して、勝手に落ち込んでいる私を一人乗せて、エレベーターは一階につきましたとさ♪
でもそういう想像って大事だと思います^^
そんな余裕が私はいいと思います♪