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インド、200年の歴史を持つ由緒ある聖堂が炎上


200年の歴史を持つ聖堂が大炎上です。

 インド北部のカシミール地方最大の都市スリナガルで25日早朝、木造の聖堂が炎上し、付近一帯が火の海と化しました。今のところ死傷者についての情報はなく、地元メディアによりますと、聖堂の天井に収められていた収蔵物の一部は燃えずに残りましたが、建物はほぼ全焼したということです。火災の原因は分かっていません。カシミール地方では、インドとパキスタン両国の領有権を巡る対立のほか、分離独立を主張するイスラム過激派によるテロなどが頻発しています。


http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/220625031.html




インドやパキスタン等の地方は昔、藩王国と言う小さな藩の集まりでした。

日本の徳川幕府時代と同じ様に、各藩には王様(マハラジャ)がおり、日本の殿様と同じく

藩の統治を行っていたようです。 日本の場合は藩を統一する幕府があり、幕府を統治する

天皇が居ると言うシステムですが、昔のインドやバキスタンの場合は、各藩王国にマハラジャが

おり、それを帝国が統括し、皇帝が即位していると言う状態だったようです。



カシミールは元々チベット系のラダック王国だった場所ですが、1834年に中国の侵攻

により戦争となりラダック王が追放されて中国の支配下での藩王国となり、1846年には

イギリスの植民地政策により戦争に発展し、イギリスの影響力の強いシャンムー・カシミール藩

となった後、インドが独立したのですが、ヒンドゥー教とイスラム教で対立し戦争になり、

インドからイスラム教がパキスタンとして独立、イスラム教とヒンドゥー教との間にある

カシミールはインドとパキスタンと中国が奪い合う結果となった場所です。

現在はアクサイチンを中国が実行支配し、残りをインドとパキスタンで休戦ラインを設け

分割統治している状態です。



消失した寺院はイスラム教神秘主義、スーフィズムの寺院で、この火災により怒った抗議集団

が警官隊と衝突し、20人が負傷しているようです。

カシミールでは2002年から数度にわたってヒンドゥー教のラダック寺院に手榴弾を持った

武装集団が襲撃を繰り返し、死者が多数出ています。

 

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