タンザニア、移民42人がトラックの中で窒息死
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- 2012/06/27 20:52:25
タンザニアでトラックの中から移民42人の遺体が発見された。死因は窒息死だという。同国のペレイラ・シリマ(Pereira Silima)内務副大臣が26日、発表した。
シリマ副大臣は「窒息で死亡した。食料もなかった」と述べた。
また、匿名を条件に取材に応じた地元当局者は「トラックには100人以上がいた。死人がいることに気づいた運転手が、トラックを捨てて逃走したのだ」と語った。
遺体はダルエスサラーム(Dar es Salaam)の400キロ西、ドドマ(Dodoma)で発見された。
タンザニアでは昨年12月、ソマリアからの移民20人が遺体で見つかっている。外務省報道官は当時、エチオピアとソマリアから国境を越え、裕福な南アフリカへ向かう移民が増えていると語っていた。(c)AFP
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2886673/9180889
ソマリアは1991年の内戦以降、3つの地域に分かれて現在も内戦が続いています。
1992年に国連が平和維持軍を派遣し、一時は平和になるかと思えたのですが、
ソマリアを題材にした映画、ブラックホークダウンでも紹介されていますが、アメリカの
黒人兵士でも、ソマリアの黒人部族の特徴は見分けられず、正規兵の服も着ていない
反乱軍と、見方の民兵の区別が出来ない状態で乱戦となり、地元の協力を取り付ける
事が出来なくなった国連軍がソマリア国民を敵に回すこととなってしまい、逃げるように
撤退しました。
その後内戦は激化しましたが、世界はソマリアを見捨てました。
その結果、武器を持った元漁師が海賊となって他国のタンカーを襲ったり、アルカイダが
入り込んで厳しいイスラム原理主義を普及させた結果、ブラジャーをしている女性は
キリスト的であるとして、ブラジャーをつけていた女性を公開むち打ちの刑に処したり、
手を切り落とす等の行為が頻発しています。