Nicotto Town



備えあれば憂いなし

ナショナルジオグラフィック
 2012年6月号


・太陽嵐の衝撃

 2012/06/06に金環日食を見る事ができた。
 「金環」の状態になった時、体感できるほど
 気温が下がり、太陽の力を実感する瞬間
 でもあった。

 太陽の研究者達によると、今後、数年間で
 地球規模の大停電を起こす太陽嵐が襲っ
 てくる可能性がある、という。

 過去最大の太陽嵐は1859年9月1日に発生
 した「キャリントン事象」と呼ばれるもの。
 この時はハワイとパナマでもオーロラが
 観測されたらしい。

 その後、これに匹敵するほどの太陽嵐は
 発生していない。
 1859年の時でも初期の電力システム(変圧器
 が破壊されてしまう)が大混乱に陥ったらしい。

 今は、その時とは比べ物にならないくらい
 社会全体が電気に依存しているため、同じ
 規模の太陽嵐が発生した場合、被害状況
 は想像もつかない。
 自分達は太陽が「くしゃみ」をしただけで、
 吹き飛んでしまいかねないほど力のない
 存在、という事がよく分かる。

 相手が自然現象だけに予防はムリだが、
 せめて短い間だけでも停電をしのぐ手段を
 持っておきたい。
 去年(2011年)、別の方面から教訓を
 叩き込まれただけに。

・色鮮やかな兵馬俑
 2000年の夏に「世界四大文明展」という事で、
 東京・横浜の4会場で各1文明に関しての
 企画展示を行っていたので、夏休みを
 使って、何日かに分けて全会場に行った
 のを覚えている。

 その中で、今でも印象に残っているものの
 一つが「兵馬俑」だった。
 写真では土の色と一緒のものしか見た事が
 ないが、会場に展示されていたものは色付き
 (再現した?)ものであった。
 元々、精巧に作られているのだが、色がある
 事でリアルさが増し、コワイくらいだった。

 兵馬俑が埋まっている土地に住んでいた
 農民達は、昔から地底に兵隊の幽霊がいる、
 とウワサしていたらしい。

 井戸を掘った時など偶然、兵馬俑を発掘し、
 そのリアルさから出たウワサのようだが、会場
 で実際に見て、そう思うのも無理はない、
 と思ったほどだった。

 以前は空気に触れると兵馬俑は、みるみる
 色褪せてしまったそうだが、今は保存技術が
 進んで古代の色が守られているらしい。
 兵馬俑だけでも驚くほどだが、この凄さが明確
 になるほどに、始皇帝陵は、どれほどのものか
 楽しみになってくる。

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2012/07/04 22:54
オーロラ、見てみたいですけど、
「代金」が高そうです。
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2012/07/02 23:49
電気装置に異常が出るのは困るけど、
日本の上空で、オーロラが出るのだったら見たいです~。

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2012/07/02 22:45
和歌山県でもオーロラが見られた記録がある、というのは知りませんでした。
「ハワイ」とか言われるより、もっと感覚的に分かる感じがします。

太陽嵐が発生しても、どれくらいの規模から日常生活に影響するようになるか
分からないので、ピンとこないですね。

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2012/07/02 21:13
オーロラについては、和歌山県でも観測されていたようで、
記録された古書をNHKの番組で紹介してましたね^^
周期的な太陽の活動が来年だったかな(?)ピークを迎え、磁気の影響で
交通網などに混乱があるかもしれない、といってる専門家の話も加えてました

ピークを超えると今度は長い休息期間にはいるので、地球の気温は下がるんだとか・・・

温暖化現象が騒がれて長いのに、今度は寒冷化とかいうものだから、
なにも起こってないうちから、混乱しちゃいますよ^^



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