アフガン警官、英兵3人射殺
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- 2012/07/02 23:45:18
【ニューデリー時事】アフガニスタン南部ヘルマンド州の検問所で1日、アフガン警察の制服を着用した男が英部隊に発砲し、英兵3人が死亡した。英国防省が2日発表した。
英紙デーリー・テレグラフ(電子版)によれば、男はアフガン警察の中でも練度の高い部隊の一員だった。外国兵とアフガン人たちが言い争い、その後銃撃が起きたという。男は身柄を拘束された。
アフガンでは2月にも、首都カブールの内務省内で、アフガン人職員とみられる人物がイスラム教の聖典コーランを侮辱した米軍将校2人と口論、2人を射殺した。
アフガン国民の間では、米兵によるコーラン焼却や住民虐殺などが相次いだ結果、外国部隊への反感が高まっている。アフガン兵や警官に殺害される外国兵も増え、AFP通信の集計では今回を含めて今年26人に達した。
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012070200934
コーランの焼却は、2010年9月11日にアメリカ同時多発テロ9周年として、アメリカの
福音派の牧師が計画し、実行後映像をウエブサイトに投稿したことから、世界中のイスラム
関係者から非難を浴びています。
これに対しパラク・オバマアメリカ大統領は、これらの計画を「破壊的な行動」と表現し、
「イラクやアフガニスタンのアメリカ人兵士を危険にさらす可能性がある」、「アメリカの建
国精神に反する」と指摘したうえで強く批判し、計画の中止を訴えましたが、2011年3月
21日と2012年4月28日にも イギリスの福音主義教会の世界団体 世界福音同盟 の
説得に応じず、コーランとムハンマドの肖像を焼却しています。