それは・・・きっと・・・Ⅳ
- カテゴリ:小説/詩
- 2012/07/04 10:00:38
「うぅん。 同級生の友達居ないから・・・ずごく嬉しかった。話せて楽しかったよ。」
私の言葉に彼も笑顔で相槌を打ってくれる。胸が高鳴った。
「佳純さんは、もう退院したの?今日、ここに来てるってことは元気になったんだよね。」
真っ直ぐな彼の質問に、一気に現実に引き戻された。
「うぅん・・・もっと大きな病院に行くの・・・今日だけ・・・・今だけ・・・・外出の許可を貰って・・・」
「え・・・・・・」
「私ね。ずっと外に出たことなくって・・・今日出られて良かった。高山さんに逢えて良かった。
ずっとずうっと・・・また、逢いたいって思ってたの・・・・だから・・・」
「佳純さん・・・・」
「ごめんなさい。引き止めてしまって・・・私もそろそろ病院に帰らなきゃ・・・・」
私が踵を返して、駅の方へ向かおうとした時・・・・彼の声が後ろから聞こえてきた
「俺・・・会いに行くよ。今度は、おばあちゃんのお見舞いでとかじゃなくて・・・
君に逢いに行くよ。」
私は思わず振り返ってしまった
「え・・・あの・・・・」
「だからさ、俺にメールアドレス教えてよ。住所でもいい。手紙書くよ。それで、今度
行く病院教えてよ。」
彼の声がうまく聞き取れなかった。嬉しくて・・嬉しくて・・・嬉しくって・・・・
「それで、今度はちゃんと元気になてからまたこの海辺に遊びに来て下さい。俺、
待ってるしさ。」
私は笑顔で頷いた。夕日が海辺を綺麗に染め上げる頃・・・
海の潮風が私の涙を拭っていた・・・・
END
あとがき
ここまで読んで下さってありがとございますた(´▽`)
ニコタでは初作品wwwww
ちょっとティーンズ小説並の甘々さになってしまったorz
感想など頂けたら幸い(*´∀`*)
てか、文字制限300文字だと思ったら、3000文字なのね><;
桁を一つ間違えて計算してたよ~~~~(´;ω;`)ブワッ
甘酸っぱい感じが良かったです^^
とても読みやすくてまた書かれるのを楽しみにお気に入りにさせてください。
美月さん、小説書かれるのですね。また、楽しみにしてます。
よかった d(>_< )Good!!
また よかったら書いてね