Nicotto Town


しーちゃん


第37話~呪い~

~これまでのあらすじ~
http://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=346994&aid=41996816

第37話 呪い

サファイアが作り出した水の龍に乗り現地へと急ぐシルフ達
果たして間に合うのか・・・・・?!

シルフ:なんでさくらはこんな遠いところまで来たんだよ・・・・!

サファイア:記憶を消されるのが怖かったのでしょう
      すべては我らの責任です

リーフ:別に記憶を消す必要もないのに・・・・

サファイア:掟に逆らう事は絶対に誰も出来ませぬ

アクア:さくらならそのつまらない掟を変えることができるかもしれない

サファイア:絶対に無理に決まっています!

ホノオ:あいつに無理とか絶対不可能の言葉なんて無いんだよ
    代わりにあるのは希望とか奇跡っていう言葉だ

サファイア:彼女が選ばれた理由がなんとなく分かってきました
      あなた方なら世界を変えることもできるでしょう・・・・・

そう言っている間にも目的地にはどんどん近付いて行った
~その頃さくらは~
シールドはどんどん薄くなっていた

ダークメア:さぁ、あきらめて我が元に来い!
      記憶も消さないですむぞ?
      それとも記憶を消して神になりたいのか?

さくら:その二つの選択肢を両方とも選ばない
   私は記憶を消されて神にならなくてはならない運命だとしても
   その運命を仲間とともに変えて見せる!

ダークメア:くだらない・・・・仲間なんか足手まといなだけだ
       もう、これで終わらせてくれるわ!

指を鳴らした途端、周りに呪いの炎が現われシールドにぶつかってくる
パリ―ン!
ついにシールドが割れた!
黒い触角がさくらに襲いかかっていく!

さくら:「聖なる光よ!我を守りたまえ!」

間一髪でシールドを張る
でも、すぐに壊れてしまいそうだ
そこに、シルフの声がした

シルフ:さくらーっ!今行くからな!

上空にシルフ達が水の龍に乗っていた
シルフはそこから飛び降りようとしている!

サファイア:待って下さい!
       飛び降りたら命の保証は・・・・

シルフ:俺たちは今まで危険な事に関わってきたから大丈夫!

そういうと飛び降りた!
耳元では風が鳴っている

シルフ:今さらだけどこれって着地どうしよう・・・・?
    下には黒い触角と呪いの炎があるんだっけ・・・・
    あれ?僕ってもしかしてやばい?

その頃下では・・・・
さくらとダークメアがシールドを挟んで睨み合っていた

さくら:私はあなたには絶対に力を貸さない
   人質になっても意味も何もない
   それでもいいなら連れていくといい!

ダークメア:絶対に力を貸してもらおう
      ダメなら強制的にな!

その言葉が終わった時、シルフが落下してきた(ダークメアの頭の上)
落下の衝撃で怪我をしていたシルフだが真っ先に近づいてきた

シルフ:さくら!助けに来たよ!

その声に、彼女は油断してしまいシールドの力がほんの少し弱まった
そこをダークメアは見逃さなかった
シールドが壊れた瞬間にさくらは触覚にのみこまれた!
飲み込まれる寸前に

さくら:シルフ!皆を連れて逃げて!
   そして、皆を守って・・・・

シルフ:そんなこと出来るわけない・・・・
    さくらも帰らなきゃなんだ!

そう言って近づいてきたが、ダークメアが立ちはだかった

シルフ:そこを退け・・・・
    さくらを離せ!

ダークメアは笑うとシルフに向かって闇の力を放った
予期もせぬ攻撃を受け、シルフは吹っ飛んだ
立ち上がろうとしたが、ダメージが大きすぎる

ダークメア:ついに手に入れた・・・・!
      この力さえあれば私は完全な姿になる!
      後は儀式に必要なものを備えるだけ・・・・

彼の持っているガラス玉の中に、さくらはいた

シルフの意識はそこで途切れてしまった・・・・

目覚めたとき、そこは病室だった
起き上がろうとしたら激痛がした
そこにリーフが入ってきて

リーフ:起きたんだね!よかったぁ・・・・・
    治療するから動かないで!
    「聖なる大地よ、その力で傷を癒したまえ」

傷が消えていくのと同時に痛みも消えていった
シルフは起き上がると

シルフ:ダークメアは?!
    さくらはどうなったの?

リーフ:僕たちが降りたった時に君は気を失っていて
    敵の姿はどこにもなかったよ・・・・・

いつの間にかアクアたちも来て

アクア:上空から様子は見えていた
    お前が受けた技は呪いの一種だ

シルフ:呪いってどんな呪い?

ホノオ:厄介な呪いだ・・・・
    つまり・・・その・・・

なぜかみんな言いにくそうにしていた
その時、スカイの声が響いた

スカイ:あなたが受けた呪いは絶対に治療できないもの・・・・・
    手を見てごらんなさい

手の甲には古い呪文の様なものが書かれていた

スカイ:それはとても古くて強い呪い
    力を使うごとに苦しみが襲う恐ろしいもの・・・・
    そこから呪われた黒い触角が伸び、心の臓に達した時
    あなたの命は・・・・

恐ろしい呪いにかかってしまったシルフ!
果たして彼の運命は・・・・?!
そして、さくらの行方は・・・・!

~続く~

今回はさくらが誘拐?されてしまった!
しかも、シルフにかかったのは強力で恐ろしい呪い!
二人の運命はある人達にかかっています・・・・
推理してみてください!
次回もお楽しみに!
    





   


アバター
2012/07/25 13:15
あ。いくら勇者でも怪我する事ってあるんですね・・・・・・。
うちの方は二人本編で怪我した人がいましたけどね。
アバター
2012/07/23 21:01
こんばんわ
今友達整理中です

残してほしいか消してもいいかコメントお願いします
アバター
2012/07/23 20:32
シルフは落下する時に落下するだけじゃなくて
風の勇者らしく風の力を利用しながら
風をクッションにして落下の衝撃を和らげたり
風の力で更に落下に勢いを加えて
敵に一撃を与えたりは出来なかったのかな?
アバター
2012/07/23 12:21
なんか伝言板にかけなかったのでw
(*・´艸`・*)☆・*:.。.力ゎィィよォ.。.:*・☆*:゚・☆
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