エクソシスト
- カテゴリ:映画
- 2012/07/22 23:55:38
怖いという感覚も、一生の間で変わるものだ。
子供の頃には「怖い」感じはいっぱいあるが、年齢が増えると怖くなくなるものも多い。
お題の「一番怖かった映画」を思い出してみると、
子供の頃には凄まじく怖かったのに、
今見ると、怖くはなくて、悲しい映画だった。
それが「エクソシスト」
ん〜、でもこの映画は、キリスト教だからなぁ。
日本人が感じる「悪」と違うんだよね。
今の日本人は、戦後に宗教観も道徳観も変わって、
古いものが破綻した割には、
新しいものも育っていない状況。
今の日本人にエクソシストは理解できるのかね。
主人公の神父が背負った苦悩は、
仏教の業のような感じが在るので、
昔の日本人にはわかったと思うんだよ。
でも、これも、今の日本人には伝わらないような気がする。
今の日本人には、キリスト教も仏教も通じない気がする。
やや、なにやら、新しく恐怖感が湧いてきたぞ!