電子書籍
- カテゴリ:日記
- 2012/07/25 23:52:42
楽天の電子書籍リーダー「kobo touch」の楽天市場での評判がさんざんだとか・・・。
http://review.rakuten.co.jp/search/kobo+touch/-/s4/
ただ、いくつか読んでみると電子書籍リーダーそのものや、そのサービス体制に対するものが多いようです。
「スピードは重視したが、事前の検証で大事なプロセスは省略していない」
と楽天の役員は語っていますが、インタビュー記事を読むと
「日本語対応の検証が不十分」
と自ら語ってます。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1207/25/news106.html
やっぱり「省略」したのでしょう。
広告で、本のラインナップは
「世界240万冊の本が・・・」
と謳ってますが、
「本の冊数より、自分が読みたい本がどれくらいあるかが重要では?」
と一人静かにツッコミを入れていました。
ただ、HPをよく見たら、「日本語以外を含めて、240万冊」だそうです。
日本語の書籍は「約3万冊」
猛烈な縮み具合・・・。
ところで、少し前にスマホで電子書籍を購入したので、その感想を書いてみます。
(あくまで主観です)
本棚が飽和状態に近付くたびにあまり読まなくなった本を選別して、古本屋に持っていく労力を考えると、かさばらないのは助かります。
が、本を持っている実感がないので、本を持ち歩いていること自体を忘れたりします。
そのせいか、いまだに購入した電子書籍は最後まで読んでいません。
紙の本では、残りページ数の厚さから、今、物語のどの辺りなのか、と見当をつけたり、あと少しだから、全部、読んでしまおう、とか考えることもできますが、電子書籍はそれがないので、少し戸惑います。
「ページ数が表示されていればいい」
というのではなく、
「感覚的に掴める」
ことが意外に重要でした。
デジタル時計よりアナログ時計の方が、残り時間とか感覚的に掴みやすいのと一緒、と言えば分かりやすいでしょうか。
電子書籍の画面に本の残りページの厚さを画像で表示すれば、という意見もあるでしょうが、時計の針がLEDや液晶で表示されても味気ないのと同じで、何か違う感じがします。
それから、読み進んでから、気になる部分に戻る時など、
「たしか大体、この辺り」
という感覚的なページの開き方ができないのも不便と言えば、不便です。
また「手に持った重量感」も読み応えの要素の一つであることにも気がつきました。
ここからは電子書籍リーダーそのものの話になります。
今回は、スマホに電子書籍リーダーのアプリを入れて、ドコモの「BOOKストア」で本を購入しました。
「BOOKストア」の問題ですが、購入した本を読む時、ネットワーク通信をしているようで、電波が弱いところでは、本を読むことさえままなりません。
電車の中で本を読むことが多いので、これは自分にとって致命的。
将来、電子書籍リーダーを買うとしたら、本のダウンロードはPCで行い、電子書籍リーダーに転送する、という仕組みのものがいいです。
電子書籍リーダーは「再生専用」で、できるかぎり、機能は少なく、シンプルに、というのが理想です。
そういった意味で「kobo touch」には食指は動きません。
しばらく様子見が一番のようですね。
偉大さを再確認する結果になりました。
ただ、電子書籍がいいという意見もあるので、
無料お試しサービスみたいなのが、手軽に
利用できるといいですね。
周りで活用してる人はまだいないので、参考になりました~
デジタル時計とアナログ時計のほうが
・・・わかりやすいですね!すんごい納得です。
と電車の中で、独り言を言いそうになりました。
電子書籍の仕組みは、誰に一番メリットが
あるようにしているか、考えて欲しいです。
紀伊国屋のアプリを入れて試したことがありましたが、
お試し版の書籍でさえ読みづらく、そもそも本を開くのに
広告を見なければいけない(お試し分だからかな)。
しかも通信が不安定だとエラー頻発で読めませんでした。
使い勝手の良い電子書籍は随分遠いような気がします・・・><
アナログの力は偉大です。
電気不要、初期投資なしのハードルを超えるものは
ほとんどないと思います。
メーカーと新しモノ好きな人々の努力に期待して、
安定してきたら検討します。
>よっちさん
HPを見てみましたが、ソニーストアの店頭まで行く
必要があったり、メンバーになるだとか、いろいろ
面倒なことも多いですね。
>四季さん
自分の場合、電子書籍を読んだとき、慣れれば
何ともなくなるのかとも思いましたが、違和感ばかり
感じてしまいました。
単に使ったアプリの問題だったのかもしれませんが・・・
あたしは、もう紙の本には戻れないですね~
春に断捨離を決行したけど、本を捨てるの大変でしたし・・・
あとはすべての本が電子化されたら言うことないのだけど、
なかなか追いつかないみたいですね^^;;
技術が成熟するには、まだ10年ぐらいはかかるのかしら~。
アナログの媒体には、まだまだ可能性があるように思います。