愛しきヘタレ鳥
- カテゴリ:日記
- 2012/07/28 23:07:03
とりぱん 13巻
とりのなん子 講談社
北東北のベッドタウンを舞台に繰り広げられる
「身の丈ワイルドライフ」
珍しくもない野鳥の代表とも言えるスズメや
ヒヨドリがこんな行動をするのか、と思うほど
「表情」が豊か。
そして、相変わらず白鳥のイメージダウンに
熱心のようでもある。
(実際、白鳥は気が荒い)
今回は、ツグミのつぐみんの活躍(?)が
印象的。
作者の自宅近辺にやってくるツグミは、か
なりのヘタレ。が、それが愛おしいのか、
今回の巻では、ツグミの話が多い。
ツグミのつぐみんのヘタレ具合は、もはや
芸術的でさえある。
ただ、正直、このツグミのつぐみんに共感
する所は多い・・・。
ところで、時々、鳥見をすることがあるので、
その豊富でもない経験からしても、鳥達は、
決して「本能」だけで行動しているわけでは
ない、という事が分かる。
自分が見たり、聞いたりしたことでは、
・巣から落ちそうになり、かなり慌てていた
ツバメのヒナ。
・直前までゴミ漁りをしていたくせに、人が近くに
いる時だけは、知らん顔をしていたカラス。
・ヒナが死んだ事が理解できず、必死になって
探し回っていたカルガモ。
という事があった。
そんなに都合よく、面白い行動が見れるわけで
はないが、(季節がよくなったら)また鳥見を
再開しようと思う。
「もっと巣作りに使える場所を増やせ」
と目で文句を言っているのかもしれませんね。
シジュウカラがいます。。。目つきが悪いです。
ワタシを見ると、ガン飛ばします(笑)。
大抵、シジュウカラ同志で、巣の場所取りで、
毎年、けたたましく大喧嘩します。(汗)