「火力が決め手の炒め物」について考えてみた
- カテゴリ:30代以上
- 2012/07/29 08:03:48
『中華料理(中国料理)はほぼ世界中のどこの都市でも味わえる』とは
よく耳にする言葉です(ここの処少々料理について考えております)
”薪か、石炭か、牛の糞か”
http://www.h5.dion.ne.jp/~sujaku/cooking/cooking9.html
↑は ”食物を調理する時に用いた熱源に関する考察”でございます☆
手っ取り早く言いますと 中華料理が世界中に広まった理由は
”コークス(乾燥・脱硫された石炭)を使用することによって得られる強
力な火力が 短時間で出来上がる炒め物料理を発展させ 薪や牛糞
を使用してのんびりと作られる料理しか無かった土地に定着できた”と
言うことが言いたいらしいのです☆
化石燃料をふんだんに使用できる現代では 都市と呼ばれる場所で
は都市ガスやらプロパンガスで強力な火力を手にすることは難しいこ
とではありません しかしコークスが実用化され料理に使用されるよう
になる以前は 炒め物を美味しく作るだけの強力な火力を手に入れる
ことは至難の技だったのでしょう コークスは中国では磁器の製作に
使用されていて 料理に転用されるようになったそうです(南宋の頃)
「炒め物は短時間で出来る 逆にコークス火力ではことこと煮るような
食物を提供することは苦手である」
つまり ”炒め物=当時のファストフード”的な存在として 主にその
土地に住む中華系の人々の ”日々の糧”になったと言うことでしょう
”使用される火力”と言う観点からも やはり中華料理と言うのは
”偉大な料理”だと言うことのようですね (^ー^*)フフ♪
そもそも厨房って暑いんですよねぇ
その上 ”強力火力使用”となると・・・
あ~想像しただけで熱中症になりそうです(笑)
そう言えば ”炒める”って漢字は
「火が少ない」じゃないですか?
”炒め物は火力が命”の割りに変・・・だよね?^^
それだけ体力を消耗するからと
その道の方がおっしゃってました
う〜〜ん
確かに、そうかも?!