Nicotto Town



頭の体操12

マグレ
ダイバー
       第拾話

「シンちゃん、オ・ネ・ガ・イ、ワタシの為に、アワビや伊勢えびを
い~っぱい、取って来てね~!」

ヨットの上でミサトが笑顔で言った。

「バカね、ミサト。ヘッポコシンジなんかに獲物なんて獲れるワケ
無いじゃない。」

アスカがそう言って鼻で笑った。

(このドイツから来たヨゴレは、どこまで性格が悪いんじゃい。)

シンジはそう思ったが、口には出さなかった。

「やります!僕が獲ってきます!」

シンジはそう言って潜る準備をした。

「Viel Glück.(ィール・グュック)(幸運を)SINJI!」

アスカが馬鹿にした様な口調でそう言った。

「バームクーヘン・フランクフルト・エントリー!」

シンジはそう叫んで、海に飛び込んだ。

飛び込んだ瞬間に、何かが手に持った銛の先端に
突き刺さった。

驚いて、海面に上がってみると、銛には80センチ級の
(幻の高級魚)と言われるクエが突き刺さっていた。

「一撃・・・一撃で捕獲か! ・・・何と言うことだ。エヴァ・パイロットは
熟練漁師並みの腕を持っているのか?」

一緒に来ていた、クラスメートの一人、シャア・アズナブルは驚嘆の
声をあげた。

「碇クン!アンタは本当に凄い男ですタイ。」

同じくクラスメートの左門が言った。

ヨット上は大騒ぎになり、当のシンジは得意になった。

「ノッてるわ!カレ。」

綾波レイが、ボソっと言った。

「ところで、アンタも潜って来れば?」

ミサトがシャアに向かって言った。

「そう言う、冗談はヤメにしてくれないか?」
彼は答えた。

「そもそもアンタ、このクソ暑い日になんでそんな暑苦しい格好を
しているのよ?」

ミサトが質問した。

「坊やだからさ!」

彼は答えた。

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2012/08/19 00:27
なんて 言っていいのか 何とも面白い お話ですね
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2012/08/17 19:00
シャアは、カニのロボットで泳げるはずでは?
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2012/08/17 09:30
「逃げちゃダメだ…逃げちゃダメだ…」・・・このセリフ、どこかに入れようと考えられたのでは?(笑)
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2012/08/16 19:46
♪♪♪つーいてるねっ のってるねっ (って歌がありましたよねぇ・・・)

                                マグロダイバー・やあ^^
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2012/08/13 20:24
アスカは、ツンデレだから、可愛い…(*^^*)
アバター
2012/08/13 06:06
エバにガンダムがまざってます
この物語は暑中見舞いですか?



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