特撮【仮面ライダーフォーゼ】【ゴーバスターズ】
- カテゴリ:テレビ
- 2012/08/13 06:25:48
【あらすじ】我望は、フォーゼ、メテオの前でサジタリウスに変身。容赦ない攻撃を浴びせると、ピスケスを連れ去ろうとする。しかし、ピスケスは変身を解除。蘭は、弦太朗たちと戦うとサジタリウスの誘いを拒否する。そんな蘭にサジタリウスは、時間をやろうとレオとともに悠然と去っていく。が、我望も立神も、賢吾のコアスイッチにただならぬものを感じ取っていた。我望らが狙う蘭とピスケス・スイッチはラビットハッチで守ることに。我望らを裏切った速水は、我望の部屋へ潜入し、ホロスコープス・スイッチを奪うことを提案。 【あらすじ】マサトがエネルギー管理局にやってきて、皆に怪談を話して聞かせる。ヒロムとトオルは平気な顔をしていたが、ヨーコとミホ、そしてバディロイドたちは怖がって悲鳴を上げる。なぜマサトが13年前の姿なのか、そして亜空間にいる本人は今どういう状態なのかを聞くため、リュウジはマサトを呼び出した。しかし、マサトは話をはぐらかし、答えない。そんな中、人々を悪夢の中で苦しませるメタロイド・ロウソクロイドが出現する。.ゴーバスターズが駆けつけるが、メタロイドの攻撃により恐怖の夢の中へといざなわれてしまう。
【感想】いやー、今回が最終回かってくらいリキの入った回でしたね! 賢吾がまさか、コアスイッチから生まれた赤ん坊だったとは…。あの赤ん坊の泣き声は、賢吾自身の声だったんすね。てことは賢吾、人間ではないですよね。宇宙人? 一体どんな存在なんだ。少なくとも父親の本当の息子ではないってことですよね。母親もいないと。このことは我望も知らなくて、本当に歌星の息子だと思ってたのかな。でもなんでそんな運命の子なら、体が弱かったり顔が微妙だったりするんだろうw 鼻と目をちょっとお直しすれば、もうちょい華のある顔になるのになw まぁ賢吾はそのままでいいですけど。で、やっぱり速水は芝居でしたね。前回、自分を見捨てようとしている我望に反発する利己的な裏切りという筋書きを頭では納得しても、心の中ではどうしても芝居説も捨てられなかったのは、そのせいでしたか。速水というキャラが立ちすぎて、あの心境に至るには無理があると思わせてしまったんだな。しかし本当に見事な演技でした。人を疑うということがない弦太朗は、イチコロでしたねw ただ速水の我望への忠誠心は本物だったようで、身を挺して我望を守るとは思いませんでした。東映の公式に、速水役の天野浩成が、台本をもらうたびにネビュラれてしまうのではないかと、気が気でなかったと書いてありましたw 天野もこの役を愛してたんですね。確かに悪役としては憎みきれない味がある、人間的な葛藤のあるキャラクターでしたからねぇ。ネビュラれはしませんでしたが、やはり不幸な結末を向かえてしまい、残念でした。それと、我望がサジタリウス、速水がリブラ、園田がスコーピオンだとということを一度に知り、頭を抱えていた大杉面白かったw 確かに仮面ライダー部の顧問なのに、何も教えられてなかったもんなぁ…。まぁ、我望と速水については、ライダー部の連中が知ったのも遅かったけど。あと、荒木次元クンが再登場してくれたのも嬉しかったですね。残り2回、いつも仮面ライダーや戦隊は、最終回延長って絶対ないので、いつもあっさり終わるイメージがあるのですが、2回もあれば充分終盤を濃く描けますよね。
【感想】確かに、まだ普通に話せるエンターならともかく、イッちゃってる姉ちゃんエスケイプに話を聞こうとするのは途方もなく間違いw しかし自ら熱暴走を起こして対抗するなんて、リュウジかっけー! ていうか、熱暴走してる時のリュウジがかっけーっす! 暴走リュウジとエスケイプの戦いも凝っててめっちゃかっこよかったー! ほんとアクション映画みたいでしたよ! さすが東映だね。リュウジも基礎的な能力はあるのに、それをすると体力の消耗が激しいから、いつもはそこまでできないんだな。人間は普段、脳や身体能力の数%か10%くらいまでしか使ってないって言うじゃないですか。リュウジの熱暴走時は、そのリミッターを解除しちゃうんだね。だからすぐに限界がきて潰れてしまう。こんなこと繰り返してたら、確かに体がヤバいかも。確かこないだ管理局の空調が壊れて熱暴走したこともありましたが、そういう時は戦う必要もないので、すぐに潰れたりはしないんだろうなw あとあの巨大ニワトリw 確かにあれは大きなショックを受けるだろうけど、地平線まで埋め尽くすほどの大量のニワトリってのも、かなりのショックを受けると思うので、一度やってみてほしいなw さて、やはりマサトの姿が13年前のものであることに、リュウジも疑問を抱いてたんですね。私も以前ここで、ひょっとしたら亜空間では時の流れが止まってるんじゃないかと書きましたが、同じことをリュウジも想像していたのでちょっと嬉しかったです。最悪、13年前に自分のアバターを作り、本体はその後に死亡したってことも考えられますよね。一度アバターを作れば、そのデータでいくらでも復元できるでしょうし。亜空間には一体どんな秘密が隠されてるんでしょう。ヒロムやヨーコが親と会える頃には、自分と同い年くらいになってたりすると、素直に喜べませんよね…。
速水がそれをしたのは私も意外でした。
結局のところ皆に愛され今まで生きながらえてきた速水を、
誰にも手を下されることなく退場させたかっただけかもしれません。
今までの経験から、速水は我望を裏切ってもすぐ気づかれると思ったから、
腹に一物ある状態で仕えるよりも、思い切って自分の疑問を
ぶつけてみた方がいいと踏んだ…と考えることにしましょう。
ライダー部に寝返った芝居を打ったのは、ハルをさらって蘭を脅迫する時、
弦太朗たちを他に引き付けておく陽動作戦だったのかもしれません。
リブラがフォーゼに化けて蘭を動揺させるところまで、
計画のうちだったのかも?
身の危険を心配していたのに、それを不信感を抱いていた我望本人に言っちゃうかね?
しかも、あの程度の言葉で絶対に見捨てられないと、あっさり信じちゃっていいのか?
で、あんなに死にたくなかったくせに、あんな最期なのもちょっとね~。
ひとえに我望のカリスマ性によるものだ…と言ってしまえば、それまでなのですが
途中経過として、さほど心酔している様子が感じられなかったものですからねぇ…。
ジェミニ同様、ピスケスも無理矢理スイッチを押させればいいのでは…と言う疑問は
本人の意思で押さなければならない…と言う設定で解決したのですが
あれって、わざわざライダー部に寝返った芝居を打たなくても
最初から、ハルを人質にとれば、済んだ話なのでは?と思わずにはいられません。