Nicotto Town


しーちゃん


第45話~最悪な事態~

~これまでのあらすじ~
http://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=346994&aid=42918735

第45話 最悪な事態

お互いの無事を喜び合い、幸せな時間が流れた
だが、ある知らせでその時間は壊された
女王様の元へ、使者が来た
伝言を聞いた途端・・・・青ざめていた

女王様:皆さん・・・・大変なことが起きました
    魔界に住んでいる魔物たちが、こちらの世界に向かってきています・・・・・

さくら:魔界?聞いたことない・・・・

アクア:魔界とは魔物の住む世界
    昔、魔界への入口は封印されたと聞いたのだが・・・・

女王様:情報によると、ダークメアが封印を解いたようです
     どれほど力を使ったのかわかりませんが・・・・・
     魔物の数は約400、とても私たちだけでは・・・・・

その時、警告の鐘が鳴り響いた
外で何かの唸り声がする

リーフ:まさか、もう来ちゃったの?!
    とにかく・・・・全員を安全な場所に避難させないと!

さくら:ヒビキ、ブラッド、ビースト、シャイ!町や村の人をここへ避難させて!
   私たちは魔物を倒す!

サマー:俺たちも行こう

ムーン:我らも神として世界を守るために行きます

フェニックス:我らはここでフラワー達と結界を張っている

全員の役割はこれで決まった
ヒビキとブラッドはすぐにテレポートで町や村の人たちを移動させている
さくら達も外に出た

~街の中~
そこでは人々が逃げ回っていた
それを追う魔物たち

ムーン:なんと恐ろしい・・・・!

サン:この数はヤバいね・・・・

逃げていた8歳ぐらいの女の子が転んだ
容赦なく魔物が襲いかかる

女の子:キャーッ!

シルフが疾風の速度で走り、助け出した

シルフ:さくら、この子をお願い

女の子をさくらに託すと、剣を手に魔物の群れに突っ込んでいく
さくら以外の全員が後に続く

女の子:あなた達は誰・・・・・?

さくら:私達は神、あなた達を魔物から守りに来たの

女の子:神様・・・・!神様が助けに来てくれたんだ!

突然、ヒビキが現われて

ヒビキ:さくら様、全員避難完了しました
    その子も安全な場所へ連れて行きます

さくらはヒビキに女の子を託すと魔物と戦っている仲間の援護に行った
ヒビキは巻き込まれてはいけないとすぐさまテレポートした
シルフ達は強い魔物にも苦戦せず、なぜか気絶させていった

サン:なんで気絶させるの?
   普通にやっちゃえばいいのに

シルフ:さくらの性格なんだ
    たとえ敵でも生きている、だから殺してはいけないってね

さくら:その通り!なんとか後で説得するから心配しないで^^

ムーン:この人に月を託して良かったのかしら・・・・・?


さくら:シルフ!リーフ!アクア!ホノオ!
   気絶しててもしてなくても縛ってねー!
  「聖なる光の力よ!光の帯となり、悪しき者達を縛れ」

魔物が約50匹、光の帯で拘束された

シルフ:「聖なる風の力よ!竜巻となり、悪しき者達を縛れ」

魔物が約50匹竜巻に拘束された

リーフ:「聖なる大地と癒しの力よ、悪しき者達を癒せ」

拘束された魔物たちの動きがなぜか鈍くなる
たぶん、大地と癒しの力で心を癒したのだろう

アクア:「聖なる水の力よ!鎖となり、悪しき者達を縛れ」

氷の鎖で残り多くのの魔物が身動きが出来なくなった

ホノオ:「聖なる炎の力よ!悪しき者達を止めよ」

残った魔物の周りに炎が現われ、動けなくなった
そこへ、さくらがすべての魔物に大きな声で上空から話しかける

さくら:こんなことをしてごめんなさい
   でも、どうか私の話を聞いて!

魔物たちが静まり返った
どうやら話に耳を傾けるつもりらしい

さくら:あなた方はなぜこの世界を滅ぼそうとするの?
    お互いが共存できる世界を作ればいいだけの事なのに
    なぜ傷つけ、追い出そうとするのですか?

ある魔物が声をあげた(人の言葉をしゃべれる魔物もいます)

魔物A:それはお前たちが悪いんだ!
   神々は我らをこの地から追い出し、別世界に閉じ込めた!

さくら:それは、あなた達がこの世界の住民を襲ったからではないのですか?
   もしそうなのなら・・・・・悪いのはあなた達です!
   心を入れ替えてもらいたくて、別世界に閉じ込められたのだとしたら?

魔物A:襲ったと言えば襲ったが・・・・・
     だが、俺たちは所詮・・・・悪者扱いなんだよ!

さくら:見た目が怖くても、心が優しいのならいいでしょう
    皆に謝って、共存できる世界を作りましょう!

魔物たちは賛成する者もいれば、首を横に振るものもいた
そういう者たちは他の者たちが説得した
こうして、魔物たちは一度、考えてみることにしたのです

シルフ:言ったでしょ? 説得するってね

サン:信じられない!あんな獰猛な魔物たちを説き伏せるなんて!

ムーン:あれが彼女のいいところなのでしょうか・・・・・

リーフ:そうだよ、ブラッドもビーストもヒビキも彼女が仲間に入れたんだ
    ヒビキって言う名前はさくらがつけたんだって

サン:へぇ・・・・すごくいい子なんだね

アクア:四季の神々も最初は敵だった
    でも、あいつが仲間に入れたのは知っているはずだ

ムーン:それは知っていますけど・・・・
     私たちは今まで彼女の中にいたのですから・・・・

ホノオ:だったら、心配ないだろ?
    俺達で世界を・・・・宇宙を救って見せるさ!

この時、サンとムーンは確信した
彼らが伝説の者たちだと・・・・・

~続く~

今回はさくらの説得力すごかったなw
というか、彼らの気持ちになって考えるところが良いな~
次回は伝説の者たちの話が聞けるかも?
次もお楽しみに~♪

アバター
2012/08/22 17:11
すごいね。


コメ短くってごめんね・・・・。
アバター
2012/08/17 17:27
おおおおおおぉぉぉぉぉぉ(・ロ・)
すごい!!これ、高度半端ない!(: ;)
小説化したいな~♡
っていうか、1日1回くらいのペースで書いてくれないと、間に合わん(>A<)
中毒になりそう(>ワ<)
アバター
2012/08/14 20:04
さくら:見た目が怖くても、心が優しいのならいいでしょう
    皆に謝って、共存できる世界を作りましょう!

女王様:見た目がゴキとかゴキローの場合には無理です!




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