ドラマ【警視庁捜査一課9係】
- カテゴリ:テレビ
- 2012/08/16 06:52:01
【あらすじ】頭部を強打し死亡している身元不明の男性の遺体が発見された。近くにはプルタブが開いた缶コーヒーが置かれていたが、なぜか飲んだ形跡がない。犬の散歩に出た女性が「返せよ!」という男の怒声を耳にしていた。その後の真澄の報告で死亡推定時刻が女性が声を聞いた時刻と一致している。さらに手付かずの缶コーヒーから多量に摂取すると死に至るスリーパーという合成麻薬が検出された。真澄によると、これまでにもスリーパー入りの缶コーヒーを飲んで死亡した身元不明遺体が連続して発見されているという。
【感想】今回もまたちょっと複雑な事件でした。まとめると、本人確認が必要な登録制の人生相談のオーナーが、戸籍の売買をやっていて、身寄りがない自殺志願者が自殺の意志を固めると、戸籍や保険証などの資料を受け取る代わりに、売人から仕入れたスリーパーという麻薬を致死量、ジェミニという女子高生の登録者を使って、本人に届けさせていた、ということですね。ジェミニは双子の弟が最近自殺したことから、他の登録者の悩みを根気よく聞いていたと。だからまず不思議に思ったのは、自殺を考えている人々に対して優しい彼女が、何故麻薬の運び屋のような役割を演じていたかなんです。弟を失った過去があるのだから、何が何でも自殺は止めたいと思うんじゃないですかねぇ。それに、あのオーナー、宝石店の店員でしたっけ、何故ジェミニを使ったのか。人を使えば使うほど、犯行が明るみに出やすいのに。普通なら麻薬を郵送しておしまいですよね。恐らくちゃんと自殺したかどうかを確かめたかったというのと、それにジェミニを選んだのは、若くて可愛い女性だと、相手が安心して死んでいけると思ったんでしょうかね。にしても、彼女を関わらせたのは間違いだったと思います。あの女の子、どこかで見た顔だなぁと思ったら、ゲゲゲで水木の次女役だった子ですよ。可愛くなりましたね。あと、真澄の様子がおかしい。前から加納がお気に入りではあったようですが…。親子ほど年が違うぞw