でーたー、でーたー、えらいものが… (^^;ゞ
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2012/08/23 18:00:37
でーたー♪ でーたー♪ 月が~♪
…と呑気に歌ってみましたが、
今回の山旅はちょうど新月の前後だったので、
山上で月を見ることはありませんでした。
ですが、その代わり、エライものが出てしまった! しかも、三つも…!!
その1。
一日目、15:30頃に横尾のテント場に到着。
比較的早い時間だったし、日曜日の午後だったので、
前回来た時よりもテント場に張ってあるテントは少なめ。
ですから、その分、自分の好みのところに、
テントを張ることができます。
前回はテント場の真ん中だったけど、
今回は端の方、
静かで、木陰に近くて、
ベンチ代わりに使える丸太が転がっているところにしよう。
そして、テントを設営し、
カマンベールチーズに赤ワイン、
茄子とトマトとツナ缶のパスタという夕食を始めたのですが、
でた~~~
ブヨがでた~~~
テント場の端、木陰に近いところは、森にも近くて、
陽が落ちるとブヨがでた~…
そして、安寿はようやく気がついたのでした。
「あ…、携帯型電気蚊取り器も、虫除けスプレーも忘れた…」
甘かった~。
尾瀬にテント泊した時以来、ブヨに襲われたことはなかったし、
今年の8月上旬に、この場所でテントを張った時は、
ブヨに襲われることはなかったので、
ブヨの襲来なんて、
まったくの想定外。 ☆\(ーーメ) 甘い!
その上、
ワイン飲んで、
体温上がってますし、
二酸化炭素いっぱい吐いてますし~、
ブヨにとっては美味しそうなお姉ちゃんだったことでしょう。 ☆\(ーーメ) お姉ちゃんか?
やはりテント場の真ん中あたりにテントを張った方が、
森から遠くてブヨの被害に遭わなくても済んだのかもしれませんが、
横着な安寿は、
「まあ、仕方ないわ…」
ということで、ブヨを叩きつつ、
パスタとチーズ、そしてワインの夕餉を続けていたのですが…
その2
なんか向かい側のテントの親子たちが騒がしい。
お父さんが何かを見つけたみたいで、
みんなで梓川の川岸へ走っていく。
どーれ、
ブヨに刺された足を晒しながら後を追い、
鷹揚に「何かあったんですか」と
お父さんに尋ねれば…
「熊!」
でた~! 熊まで出た~!!
梓川の対岸に熊がいるということで、
デジカメ片手に見に行けば、
おおお~、確かに熊だ~!
檻に入っていない、
野生の月の輪熊を見るのは、
安寿もさすがに初めてです。
写真もしっかり撮りました。
熊は人間に見られいるのに気がついたのか、
あっという間に森の中に消え去ったので、
私もそそくさとテントに戻って夕餉の続きをしていたら、
今度は熊が川を渡って、こちら岸にきたらしい…!
ひえ~~!!
家族連れのお父さんが、
山小屋に通報しに言ったら…
「あ、そこそこ出るんです」という山小屋の素気ない対応。
あらま、そうなの?
でも、お化けと熊はそこそこ出て欲しくない気がする…。
しかも、これはテントで、
エサの匂いをさせてはならないということです。
食べ物や生ゴミの匂いを嗅ぎつけて、
動物がテントに寄ってくることは、よくあるし…
ちょっとパスタ、作りすぎたかな~
明日の朝食に少し回そうかな~
と思っていたのですが、
これは全部食べ切らなくてはいけません。
でないと、熊が匂いを嗅ぎつけて寄って来ちゃいます。
そもそもテントでの山行は、
生ゴミや残飯などを出さないように、
全部食べるのが原則です!
とはいえ、げぷ~ ☆\(ーーメ)
そして翌朝、夜明けと共に行動を開始したのですが、
その時、また安寿は忘れ物に気がついたのでした。
「あ…、熊除けの鈴をもってくるの、忘れた…」
甘かった~。
熊は、早朝や夕方の、まだ暑くない時間帯に行動するんです。
ですから、夜明けのこの時間帯は、
熊に遭遇してしまう確率が高いわけです。
しかも昨日、熊が現れた対岸へと、
私の進む登山道は続いています。
加えて大勢で歩くグループ登山と違って、
安寿はいつも単独登山ですから、
その分、人の気配を周囲に発することがありません。
だから、私のような登山者は、
熊除けの鈴をつけて歩くのが必須と言えるのに… ☆\(ーーメ)
登山者がたくさん歩いている上高地に、
熊なんて出ないと思っていた私が浅はかでした。
仕方がないので、
ストックで地面を強めに突いて、
なんとなく騒々しい感じで歩いて行く私…、ドスドスドス…
その3
そしてその日の正午頃、
途中で熊と出会うこともなく、
穂高岳の稜線上にある穂高岳山荘まで登り、
テント場にテントを張り終え、
3110メートルの涸沢岳を往復したのでした。
でも、夕食までの間、時間をもてあましたので、
インスタントコーヒーを作って飲み、
ウォークマンで音楽を聴きながら、
下界を眺めていたのですが、
まもなくガスが稜線上に垂れ込め、
何も見えない状況に…。
仕方がないのでテントの中で音楽を聴きながらゴロゴロして、
ようやく夕方になったので、
今日の夕飯であるフリーズドライのご飯にお湯を注ぎ、
ご飯が出来上がった頃、
今度は同じくフリーズドライのカレーをお湯で戻して、
今日はカレーの夕食。
…と、上の方から大きな声!
「あっ! ブロッケンだ!!」
でた~、ブロッケン現象まで出た~!!
早朝や夕方、
水平方向から差し込む日の光が、
自分の影を前方のガスに映し出す現象ですね。
ガスに映った自分の影の周りには、
後光が差しているかのような丸い虹が現れます。
昔の人は、これを、
魔物の仕業とか、
観音様が現れたとか考えたみたいですが、
自分と同じ動き方をするんだから、
すぐに自分の影とわかりそうなものです。
実を言うと、安寿が北アルプスの稜線上でブロッケン現象に遭遇したのは、
これで2度目。
これは安寿の推測なのですが、
夏の北アルプスでは、
午後になると、盆地である安曇野側の方が暖かくなり、
従って信州側の方に多くガスが湧くようです。
そして、稜線上をガスが覆ってしまいます。
ところが、夕方になるとガスの湧く力が弱くなり、
稜線上を、飛騨側の方まで覆う力がなくなるようです。
結果として、
北アルプスの西に位置する飛騨側の方が、
先にガスが晴れ、
西から稜線上に夕陽が差し込み、
信州側の方にまだ残るガスに、
自分たちの影が映し出される機会が多くなる。
こういう仕組みではないでしょうか。
ともかくブロッケン現象まで出た~! …ということで、パチリ。
デジカメは忘れませんでしたとさ…。
カレーとコーヒーは少し冷めちゃったけど…。
おしまい。
北海道にいるのは、ヒグマ。
これは出会わない方が、幸せです。
本州にいるのは、月の輪熊。
これも出会わないほうがいいです。
北海道の山深いところを観光すると、
車の側まで寄ってくる「おねだりキタキツネ」がいるのですが、
野生動物がエサをもらい、人間の食べ物の味を覚えてしまうことは、
いずれ交通事故にあうか、害獣として駆除されるかのどちらかなので、
どんなに可愛くても、エサをあげてはなりません。
写真だけにとどめておいてあげて下さい。
最近、休耕地が増えてきた関係で、
昔は、山の奥にいた動物が、
藪と化した休耕地を通って、
民家の側まで出てきてしまうことがあるみたいです。
逆に上高地では、
人間がうようよと深山の奥深くまで入り込んでいるので、
こうして遭遇してしまうんですよね。
うまく棲み分けができていないんです。
一応、装備品リストを作って、
持ち物は点検するんですが、
細かい見落としは、いつもです。
例えば、ティシュペーパー。
山小屋のトイレには、
ティシュペーパー備え付けのところと
そうでないところがあって、
ウエストポーチにティシュペーパーが入ってないと… ☆\(ーーメ) 汚い話ですみません。
雷鳥、猿、鹿、カモシカは、
私もかなりの至近距離で出会いました。
彼らたちは、人間を怖れませんし、
私たちも、ちょっとびっくりするくらい。
でも、熊と人間は、
出会ってしまうとお互いビビってしまって、
「ええ~~ん、人間は怖いよう! もう、しゃーない、いてまえ~~!!」と
熊は襲ってしまうのだそうです。
出会ってしまったのが運の尽き。
そういう意味では、「ロミオとジュリエット」のような関係なんです。
愛は芽生えないけど…。
ブヨも熊も、まさかの想定外でした。
まだまだ、甘いなあ~。
ブロッケン現象は、何度見ても楽しいですが…。
野生のクマは北海道にしかいないと思ってたワ
私は今年、山道でキツネさんと遭遇しました。
写真撮れなかったのが悔しい
熊自体はかわいいけど
やっぱり怖いですね><
安寿さん 鈴を忘れないでお出かけくださいね^^
山に慣れた人でも忘れ物するんですね。
無事に帰還できてよかったぁ~
お猿さんと雷鳥は写真で見ましたけども…。