風の中で揺れている
- カテゴリ:小説/詩
- 2012/08/24 01:49:29
夏
赤い夏
心の中に
日差しがあまりに強く入り込んだので
愛が焦げ付いてしまった
あなたの日焼けした横顔はいつも笑っていたけれど
さよならと言った口もとは
夏の最後の悲しげな香りがした
秋
白い秋
やさしい光に
思い出が映し出される
愛が静かにそよいでいる
今日まで立ち去ることのなかったあなたは
色彩の移り変わる森の中の小枝のように
わたしと風の中で揺れている
季節の移り変わりに
心って少しずつ変わっていくのかな
同じ道を歩いているのに・・・
季節の変わり目と心の変化って
なんか共通点がありそう
そんな気がやはりしますが・・・
本能的な変化が現れて、それを感じ取る心があるから
季節の変わり目って、人の心に変化を起こすのかも。。
なんて考え過ぎかな?^^;
はい、どうぞ!
よっこいしょ・・・っと
どこまで行きますか?
おんぶーーーーー
にゃは
四季の移り変りに心に変化があるのは
人間って生き物だから?
なにか本能的に変化が現れるのかも?
そんな事ないか
季節の変わり目に…何か失ってしまうのかなあ。
薄いつながりは水の流れに耐え切れず
離れて行ってしまうのかも
花の色はうつりにけりな・・・
黄色夏
太陽ようのように眩しく輝く
白い歯が印象的なキミの笑顔
秋
オレンジ色
木々達も歯の色を変え始めた
キミの心の色も変わり始めた
僕はなにも変わっていないんだよ・・
冬
・・・・・・・
何色が見えるのだろう
ーーーーーーーー
季節は変わる
人の心も変わっていくのでしょうか?!
水の流れは堰き止めることが出来ても
去っていく人の心はなかなか止めることはで出来ませんよね
しばしお待ちを
澄んだ水の流れから
また誰かが現れてきますから
mako様
今度言ってくださいな
おんぶしてあげますから
そんなに早く歩かないで
あなたの歩調に合わせてたら
あたし、疲れちゃう
もう少しだけゆっくり歩いて。。。
ね。。
見つめ合うより共に歩めるのが幸せ――
そんな事を言ったあなたは
いつの間にか遠くへ消えて
もう 追いかけることさえできない‥
ねぇ あなたの心に吹く風は
あなたの心までさらってしまったの?
もうここへは 戻れないのかしら‥
わたしの心はひとり
取り残されたまま‥
人の心の移ろいは 哀しいものですね。。