ドラマ【遺留捜査】【東野圭吾ミステリーズ】
- カテゴリ:テレビ
- 2012/08/24 06:49:37
【あらすじ】月島中央署刑事課をまとめようと肩に力の入る佐久間は、二宮・仙堂・遠山ら同僚刑事を屋形船に誘い、労をねぎらっていた。ところがそのとき、佐久間は剣道教室の教え子・中尾亨が岸辺で男を殴っている現場を目撃する。亨を止めようと、佐久間らは急いで陸上へ。ところが到着したとき、すでに亨の姿はなく、そこには頭から血を流した男の遺体と、亨のイニシャルが入った凶器のパイプレンチが残されていた。被害者は大学病院の心臓外科医・深山。亡くなった亨の母親の心臓バイパス手術を担当した執刀医だったことが判明する。 【あらすじ】『白い凶器』出版社の社員・安部が会社の窓から落下死した。窓の内側には靴が脱いであり、覚悟の自殺かとも思われたが、同僚の証言から彼がまったく自殺をするようには見えなかったことがわかり、窓枠の上部に血が出るほど強く額を打ち付けていることから、殺人の可能性も強かった。安部が死亡した日、彼とともに編集部に残っていたのは森田と由希子で、森田は由希子より先に退社したと言う。事件を担当する刑事・田宮は、この出版社が今時珍しく全室喫煙可で、ヘビースモーカーが多いことに気づく。
【感想】ドラマの内容とは直接関係ないのですが、悪徳弁護士が出てきてしかも多重債務者からピンハネしているというエピソードがありましたよね。なのに何故弁護士事務所がスポンサーやってたんだw この枠は全国ネットですが、CMまで全部全国ネットかどうかはわかりませんが、少なくとも広島では債務者向けの弁護士事務所のCMやってたんですよw これ、スポンサーから抗議きそうだよな…。だって自動車会社が提供するドラマで、自動車事故で人が死ぬ内容のドラマ作るようなもんだもんな。ちなみに相棒はずっと日産が提供しているので、あれだけ長い期間刑事ドラマを続けているのに、自動車事故で人が死んだことはありませんw どうしても交通事故が必要な場合、バイクや自転車事故になってます。これもまた不自然ですけどねw 三谷の「ラヂオの時間」という映画では、航空会社提供の番組だったため、ラジオドラマ内の飛行機事故がNGになり、仕方なく宇宙ロケット事故にしたというエピソードもありましたねw さて今回は、糸村に一番反感を持っている佐久間が、事件捜査を通して彼への理解を深めるというお話でした。シーズン1では同僚で糸村を理解してくれたのはみゆきだけでしたが、今回は直属の上司や同僚など、珍しいものを見る目ではありますが、結構糸村のことを理解しようとしてますよねぇ。また、斉藤、岡田、三宅など、生来の明るいキャラを持つ俳優さんたちに囲まれ、シーズン2はわりと明るい雰囲気があります。また東京の中でも下町の情景を残す月島という場所が舞台になっているというのも、郷愁を誘う効果があると思いますね。最後に山下達郎のBGMが流れながら、皆がもんじゃなんか食べてたりすると、どんなに暗く救いようのない事件があっても、後味があまり悪くならないところが、前と比べていいと思います。事件の方ですが、消臭プラグが酷すぎたねw 弁護士なんだからもうちょっとうまく立ち回れないものかと思いました。でもこと男女に関する問題は、あまり頭のよさって関係ないんだよなw 頭のよさと要領のよさってまた別の能力ですよね。
【感想】戸田恵理香ほそっ! そしてこわっ! あれは完全に痩せすぎですね。身長はいくつあるのか知りませんが、あれは40kgないでしょ。低体重ってやつですよ。今はスタイルがいいとか言われるけど、年取ると急に老け込むタイプだな…。もうちょっと肉をつけた方がいいと思いますよ。そして、今までにないタイプのキャラを演じてましたね。今まで私が見た戸田は、SPECでの変人刑事役、鍵のかかった部屋でのちょっとドジな弁護士役、うぬぼれ刑事の単回ゲストのヤンキー役など、どちらかというと明るめのキャラだったので、今回のキャラは衝撃的でした。特に田宮刑事が扉の向こうで誰かと会話する由希子を覗いていたのがバレた時、めっさ怖かったw 由希子は夫の死と流産のショックが重なり、二重人格になってしまっていたんですね。新しくできた性格は生まれてくるはずだった赤ん坊。そして事件を起こすたびに本来の性格が壊れていき、最後には赤ん坊の性格だけ残ってしまったと。最愛の夫とその子供を同時に失い、その衝撃はかなり大きいものだったと思われますが、私にはここまで壊れてしまうのはちょっと理解ができないな。また、このミステリーズ全体として言えることですが、原作が古いのか、ちょっと古いネタが目立ちますね。今ではあんな煙がもうもうと立ちこめるような職場は考えられないし、喫煙者があんなにいっぱいいるのも考えられない。日本で喫煙の有害性が叫ばれ始め、禁煙や分煙の習慣が始まったのは1990年代だったと思います。これはちょうどその時期の話ではないでしょうかね。今なら受動喫煙が体に悪いのは知れ渡っていますし、妊婦ならそれに特に気を使うはず。流産してしまってから他人から教わるなんてことはありえないと思います。ミステリーとしては、森田の恋人や由希子の弟など、ミスリードはありましたけども、ある程度見たらお話が読めてしまいました。キャスティングと戸田の鬼気迫る演技以外はあまり見所はなかったかな~。戸田はあの年代の女優さんの中では、演技力がかなりある方ですよね。
確かに戸田は見ようによっては可愛いのですが、
あまりに痩せすぎていて、今回の髪型は似合いませでしたね。
もうちょっとボリューミィにして顔がゴツゴツしているのを隠さないと…。
彼女がおかしくなってしまったのは、愛する夫を亡くした直後に
その赤ちゃんまで流産してしまったからだと思います。
夫の子供はもう作れないことにショックを受けたのでしょう。
離婚したならともかく、死なれてしまったら次の結婚なんてそうそうすぐには
考えられませんものね…。
> まかろんさま
脱いだ靴を見ただけでトリックを見破るとは、まかろんさまもなかなか侮れませんねw
弟くんはKiss-My-Footのメンバーらしいですよ。全然見たことなかったけど。
彼が、兄と兄嫁が仲良くする姿を微笑ましげに見ていたシーンがあったので、
兄嫁自身への憧れもあったかもしれませんが、兄夫婦2人ともが理想の夫婦だったのかも。
もし兄嫁への憧れだけなら、あのシーンは妬ましげに見ているはずですからね。
佐久間と糸村の関係は、前のように佐久間が反感を持って完全拒否してしまうのではなく、
緊張感を保ちながらもライバルとしていい関係を築いていく方向になるんじゃないかと思います。
だって、ミステリーってほどでは無かったです。靴を脱いでいるところから、なんとなくピンときてしまいましたよ。
社員の吸いがらを捨てる女性社員なんて、この平成の世では、考えられないですね!
社会問題になりそう(笑)
弟くんはそこまでしてお姉さんをかばうのかしら?と少し気になりました。。。
尊敬するお兄さんのお嫁さんに淡い恋心?的な??
急に佐久間が糸村を認めはじめましたね~
その気持ち、長続きするのでしょうか?
戸田さん、たしかに怖かったですね~本当に怖いのは、お化けじゃなくて人間だな~と痛感しました。
設定の古さは書かれた作品が古いからなんでしょうね。どうしてもイマドキ?って違和感がありますね。
犯人があれほど、崩壊してしまうのは、+αほしかったですね。戸田ほどの美貌なら引く手あまたで、そんなに子供ほしいなら再婚すれば?って思ってしまいますからね。2度と子供が出来ない体になったとか、タバコの火の不始末で肉親がなくなったとかの要素があれば、もっと感情移入できたかな~