麗水万博の続きから

　
　日本館、韓国館と、予約、整理券で、あまり並ばずに入れるパビリオンに行ってから、会場内をぶらぶらしました。

　万博には付き物の、有名企業のパビリオンにも行ってみたいなと思っていました。
　サムスン、ＬＧ、現代自動車、ロッテなど、今をときめく韓国の大企業のパビリオンは、一つのところに集まってありました。
　そこに、行ってみたのですが、どこも、すごい行列で、何時間も並ばなければいけないみたいでした。
　でも、ぼくは、あまり並びたくないので、入るのはあきらめました。
　が、それぞれのパビリオンの前に行って、記念に写真だけは撮って帰りました。
　そこに行く途中で、アルゼンチンのかっこいい男の人ときれいな女の人がタンゴを踊っていたので、･:*:･(*´ｴ｀*)ｳｯﾄﾘ･:*:･と見とれて、見ていました。

　
　それから、企業のパビリオンの近くにあった「国連館」が行列もなくすぐ入れたので入りました。
　国連総長のパンギムンさんのパネルと記念撮影ができたり、国連のいろんな資料が展示されていました。

　
　それからまた会場をぶらぶらとして、次は、韓国のいろんな地方自治体が集まって展示をしているパビリオンに行くことにしました。
　そこに行く途中に、韓国の伝統的な踊りと歌をやっていたので見ました。とても、にぎやかで、華やかで、しばらく見入っていました。

　その地方自治体館では、それぞれの、道や市が区切られたスペースで、それぞれの取り組んでいるテーマや名産品や、観光名所について展示していました。
　どこの道かは忘れましたが、とっても大きなケースの中に、沼を再現して、そこに実際の生きたカニやムツゴロウがたくさん放してあって、動いたりしているところをすぐ前で見えるようになっているところがありました。そこがおもしろかったので、写真に撮りましたので、またアップしたら見てください。
　最後に済州道（チェジュ島）のコーナーもあったので、そこにいた係員の人に話しかけたら観光案内のパンフレットや地図をくれたのでいただきました。

　それから、最後のお楽しみだった、Ｂｉｇ－Ｏショーです。
　これは、高さ３０メートルくらい？の大きい鉄製の輪があって、その輪の中に水を噴射して、そこに映像を映し出したり、輪から炎が出たり、光が出たりする、ファンタスティックな水と光と音のショーなのです。
　これが、麗水万博の大きな目玉の一つで、Ｂｉｇ－Ｏの前には、そのショーを見るために人がいっぱいいて、後から行ってもそこにはもう入れませんでした。
　それで、しかたないので、ちょっと斜めの角度から、Ｂｉｇ－Ｏショーを見物。
　斜めからでも、すごいきれいで大迫力で･:*:･(*´ｴ｀*)ｳｯﾄﾘ･:*:･でした。
　

　
　
　
　
　そのショーが終わったら、もう夜の８時半を過ぎていて、まだ夜ご飯を食べていません。お昼にベルギーのムール貝料理をたくさん食べていたといっても、もう限界でお腹がすいたので何か食べようとしたのですが、食堂も人でいっぱい、売店も行列がズラリ。売り切れも続出でした。
　それで、ちょっと行列にならんで、ホットドックを売店で買って食べました。

　
　それから、もう広い会場をたくさん歩きすぎて、足がもう疲れたけど、最後の力をふりしぼって、ぶらぶらしていたら、すごい大音量の音楽が聞こえてきて、何かなと思って見に行ったら、エキスポギャラリー（大きな天井に巨大な映像ディスプレイがあるところ）の下で、たくさんの人が踊っていて、前の舞台で、ＤＪの人がプレイしていて、巨大なクラブのようになっていました。
　
　

　その雰囲気に圧倒されつつ、夜９時過ぎで、まだやっているパビリオンはないかなと思って探していたら、オーストラリア館がまだやっていたので入りました。
　帰りのソウル行きＫＴＸの出発時間は１０時ちょうどなのに、もう夜９時４５分だったので、さっと通り過ぎるように見ていきました。

　オーストラリア館を出て、そこにいた係員の人に写真を撮ってもらって、その後、まだ賑やかなエキスポギャラリーを後にして麗水エキスポ駅に行きました。
　もう、出発時刻まで、１０分もないのに、駅は人でいっぱいでした。
　どうやら、予約をしていない人たちが、出発待ちの電車に乗せてくれと言っているようでした。それで、駅の人は、そういう人たちが駅のホームに入らないように止めているみたいでした。
　そういう人たちをかきわけ、駅員さんにチケットを見せて、ようやくホームのなかに入り、停車しているＫＴＸの横を走っていきました。やっと、席のある車両の横に着いて、指定された席に着いたのは発車時刻の３分前くらいでした。ほんと、ギリギリで間に合ってよかった。

　
　それから、もう疲れていたのでＫＴＸの中では、自然に眠ってしまって、寝ている間にいつの間にかソウル駅に着いていました。
　もう深夜１時２０分くらいになっていました。
　もう地下鉄も終電が行って動いていないのでタクシーで帰らなければいけません。
　同じＫＴＸに乗っていたお客さんの流れに付いていくとタクシー乗り場がありました。
　そこで、列にならんで、タクシーに乗りました。「チョンノ３街のソウル劇場まで行ってください。」と言いました。
　その乗り場は、ミョンドンやチョンノの方面とは逆の方向にあるみたいで、ちょっと遠回りになってしまいました。
　それでも、ホテルのすぐ近くまで行ってもらって、無事、ホテルに到着。
　それから、もう疲れていたので、冷蔵庫にあったジュースと水を飲んで、すぐ寝ました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　続く