キジも鳴かずば・・・
- カテゴリ:日記
- 2012/09/05 15:23:20
もうね、昨日は大変な目にあいました。。。
私の車のお仕事のお客から電話がありました。
「猫さん、車のバッテリーの警告灯が点いてるんだけど~!」
でもエンジンはかかると言う。
早速行って来ました。
バッテリーの警告灯と言う事は、電圧が足りてない。
でもエンジンがかかるって事は、バッテリーには電気が入っている。
考えられるのは、バッテリーが古くなっているか、オルタネーター(電気を作る機械)が壊れているか。
バッテリーならラッキーですが、オルタネーターだとお金がかかるなぁ・・・。
なんかイヤな予感がします。
チェックの方法は、エンジンをかけっぱでバッテリーのプラスのターミナルを外す。
電気が起きていないならば、バッテリーからの電気が来なくなる訳ですから、そこでエンジンが停止するんです。
停止しないのであれば、単なるバッテリーの寿命。
結果は・・・見事エンジン停止。
原因はオルタネーターであります。
元気なオルタネーターであれば、エンジンが回すファンベルトで電気を起します。
その電気はエンジンを回すための電力、プラグをスパークさせたり、コンピューターを動かしたりするのに使われます。
その他、室内の空調やオーディオ、各種ランプやライトにも使われ、それでも余る電気をバッテリーに充電します。
通常であれば、バッテリーに送られる電気もジャバジャバ溢れている状態ですね。
それが、充電は愚か、エンジンを回す事にも足りなくなってくると警告灯が点灯します。
エンジンは仕方なく、バッテリーに充電された電気を使用し、回っている状態。
やがてバッテリーの電気が無くなると、エンジンは停止します。
さて、結果はわかったのですが、このクルマをどうやってウチの工場まで運ぶか。
帰って積載車を取りに行くのも面倒であります。
このまま乗ってきた車を代車にして、自走して帰る事にしました。
いつ止まるかわからない車を運転し、恐る恐る岐路に着く招き猫。。。
しかし、恐れていた事態に・・・。
流山運動公園を越えた辺りで、ウィンカーが点かなくなり、やがて全ての警告灯が点灯しエンジン停止。
私は惰性で進む車を、脇道に入れて停止させます。
竹林の脇の細い道。
あーあ、どうすっかなぁ・・・。
仕方なく、工場にいる板金屋のしらりんに電話。
猫:ターミナルの太いバッテリー持ってきてちょうだい~!
しかしちょうどしらりんも、何だかの作業中。
一区切りまでやらせてくれ~とのこと。
待つ事2時間。
私はエンジンのかからぬ、ましてエアコンなど効くはずの無い車中で待機。
もう、持ってきたフェイスタオルは絞れる程です。
クルマに「故障中」の張り紙をして、自販機を探します。
ミニペットボトルのお茶をゲットし、クルマに戻ります。
さわさわとゆれる竹林。
残されたわずかな電圧で、窓を全開にして待機・・・。
するとです・・・
竹林の方からなんかおかしな声が聞こえてきます。
くっくっく~くるぅ~♪
何だ?心霊現象か?
熱中症で頭がおかしくなったのだろうか?
やがて竹がわさわさと揺れだし、竹林の中から何者かが現れます。
猫:おお~キジだ!
くるっくる~♪
猫:どうしたんだ、オマエ、俺はきび団子は持ってねーぞ。
くっくっく~♪
不思議そうに私を見るキジさん。
やがて何かを悟ったかのように、ばさ~っと飛んでいきました。
キジが帰ってから数分。
しらりんが来てくれました。
「猫やん、ゴメン、太いターミナル無かったから、コレも持ってきた」
見ると細いターミナルのバッテリーに、ブースターケーブル。
仕方ない、ウルトラCだ。
バッテリーは助手席に置いて、ケーブルを窓から出してボンネットも開けっ放しでバッテリーへ。
エンジン始動!
見事かかりました。
その状態で工場へ。
猫:しらりん、悪いね~。それとね、キジ、帰った。
「???なにそれ?猫やん、夢でも見てたのか?」
地獄のような暑さの中、何となく1羽のキジに癒された招き猫でした。
しらりんも動物的な要素を持ったルックスですから^^
きっと仲間と思われると思いますよ。
彼が来たときは、キジは帰っちゃってましたから、残念でなりません。
ああ、インターホンは鳴りませんね~。
恩返ししてもらえる事はしてませんから^^;
キジもきっとビックリしたのかもですね。
竹林から出て来たら、人間の姿が・・・
でも、しばらくそこで姿を見せていてくれたんですよ~。
> 雉って飛べるんだ。。^^;
ペンギンじゃないんだから^^;
ケンケン・・・そう鳴いてたのかなぁ。
そう思ってるって・・・このキジの正体って事ですかぁ?
ま、全てが彼女かもって思ってしまうのも、何だかみたいでねぇ・・・。
こうして貴重な姿を見せてくれただけでも、幸せな気持ちになれましたから^^
野生動物にとっては、行きにくい世の中でしょうねぇ。
人間ばかりが幅を利かせてしまってますから。
こうして時折姿を見せてくれると、とっても素晴らしいものを見た気になりますね。。。
で、猫さんの事は仲間だと思ったに違いない。
数日後には夜中にインターホンが鳴るに違いないww
雉との遭遇♪
日常に、ごく稀に訪れる 非日常な出来事。。
良いですね!
雉って飛べるんだ。。^^;
いや、そりゃきっとw
みんなも、そう思ってます^^
がんばって生きてるって感じがするからかな?
そうなんすよ~
こんな事が無ければねぇ・・・。
暑かったですね!
もう買った500のペットボトルがあっという間に無くなりました。
でも、相棒のしらりんが来てくれましたので、助かりました~!
キジ・・・珍しい動物を見れたのも、故障のお陰ですねぇ。。。
そう言えばパワステもブレーキサーボシステムも、電気ですよねぇ。
万が一のことを考えて、車の通らない道を選択したのが功を奏しました。
キジも・・・カミさんですかねぇ。
何にでもなれるんだな。。。
野生だと思いますよ。。。
まさか放し飼いはしないでしょうから。
うちなど近所の丘の林に行くと、たぬき居ますから^^
この日はとても暑かったですよね(´;ω;`)
お疲れ様でした><
でも野生のキジを見れるなんてラッキーですね♪
ハンドル重くなるし、ブレーキ利かなくなるし。
キジ?それはきっと。^^
私ん所も田舎ですけど、動物園とかでしか見たこと無いですね