出雲紀行おまかせツアー篇
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2012/09/07 19:24:23
ちょっと二泊三日で島根の方に行っておりました。
「出雲・松江」と、何故か「水木しげるロード」のオプションがついたツアーでしてね、募集がかかった段階から「出雲!松江!出雲!八雲!」ってテンション天井突破でとびついたんですよ。水木しげるロードは……、まあ、まあ、ね?興味無くもなかったけれども私にとってはあっても無くてもいいオマケ、かな?
て、蓋を開けてみれば、松江にはお泊りしたけれども、旧小泉八雲邸はガンスルーされてしまいました>< 松江まで来ておいて小泉八雲スルーするだなんて!信じられない!>< リベンジしますよ!もう絶対これはリベンジしますよ!帰りのバスの車中から見れば、松江城、泊まった旅館のすぐそばだったんですよ>< てことは小泉八雲邸も目と鼻の先だったんじゃないっ!! ムキーーッくやしーーーっ!!!><
んで、出雲ですが、こちら、またなんと、本殿改修中でシートに覆われておりました><
素盞鳴尊を祀ったとこも通行止めで行けませんでしたよ><
という残念仕様で(´・ω・`)
でも「しまねっこ」可愛かったですよ☆
あ、「しまねっこ」というのは、今やってる神話博しまねのマスコットにゃんこです。一目でズキューンとやられましたので、グッズ買っちゃいました(`・ω・´)
結局、この神話博がツアーのメインみたいになってたのですが、気が収まらなかったので、稲佐の浜まで歩いて行って戻ってもう一度参拝したりしてました。
そうそう、観光バスの駐車場から本殿前までは横からショートカットルートがありまして、最初はそちらの道に誘導されていきなり拝殿の前に連れてかれたのでガッカリ感ひとしおでしたが、ちゃんと真正面から鳥居を順々にくぐって行きますと、気分が盛り上がりますねー。やはり参拝はちゃんと参道を通らなきゃいけないと思いました。
ま、その、当方、京都の人間なものですから、規模の大きい寺社には慣れてまして、他所の名所に行ってもわりと感動の薄い方なんですが、出雲大社は「さすが」だと思いました。本殿はシートに覆われた屋根のてっぺんしか見えませんでしたけれども、敷地がですね、非常に広いですね。ご立派です。松の並木も素晴らしいです。
それと、出雲という土地そのもの、なんていうか、なにか、やっぱり何かの力みたいなものを感じさせる土地ですね。この残念仕様にもかかわらず、何がどうしたんだか分からないですが、そぞろ歩いてるだけで妙に感動してしまいました。
神話博しまねの特設会場はわりと小ぢんまりしてまして、まあまあ楽しかったですけれども、下調べせずにお任せで行っちゃったおかげで外の色んなポイントを見そびれたことに後で気がつきました。ううう、リベンジしてやる~。
なんていうか、日頃、京都に地縛されてて外に出たがらない人間ですが、出雲はもう一度、今度はお任せじゃなくて自力で行きたいな、と思います。
で、次の日、水木しげるロードだったんですが……。
……出雲でせっかく清められた後で妖怪ロードとか……何か拾っちゃいそうでヤじゃないですか……。
これはこれで別で来たかったかな、とか思いました。
でも、水木しげるロードって、わりと、普通の商店街ですよ?銅像とかいっぱい立ってますけれど。
お昼ごはんはここでいただいた生アジの丼が一番美味しかったです。いえ、出雲はね、出雲蕎麦おいしゅうございましたけれども、私はお魚が食べたかったのっ><
お魚……、旅館でも朝晩出してくれましたけど、どういうわけだか「お前の肝臓などフォアグラにしてやるっ」て勢いで大量のお料理を出されましたので、味わってる余裕が無かったというか、特に二泊目のご馳走には危機感覚えたので、途中離脱しましたよ。それでもお腹が危険信号でしたよ;倒れずに済んで良かった;;
あ、そうそう、お宿は一泊目も二泊目も、非常に見晴らしがよくって、宍道湖がよく見渡せました。夕方は二泊とも曇ってましたが、夜明けの宍道湖はきれいでした。
そんな感じで残念だったり大変だったり、感動したりな旅でしたが、クライマックスはなんと!京都にいよいよ帰り着こうという時で、走る閃光、轟く雷鳴、窓を打つ大粒の雨、バスはどう見ても暗雲垂れ込める只中に突入!
で、実にスリリングでした。
いつもは京都の外に出て京都に帰り着くとホッとするのですが、今回は全く安堵しませんでしたね。
そして、京都の空気……重い。
出雲も霊地、京都も霊地ですが、なんだか対極なんですね。出雲で清められた心地だったのが、なんていうかもう、水木しげるロードもメじゃないくらい、帰ってきた途端に一気に台無しな気分になるくらい、禍々しいわっ、この土地!千年の怨念はだてじゃないわねっ!
て、でも、こっちの水で産湯つかって育ってきたから他所で生きていける気しないんですけどね……。
そんなこんなで神さびた地から俗世に戻ってまいりましたー。
結構な強行軍だったものですから、松江は旅館にチェックインしてから散策する余裕も無くてTT
あんな近くにお城あるんだったら、もっと早くにチェックインして城下町歩きたかったですわ(´・ω・`)
というか、バスで行ったんですが、鳥取経由で島根に入るわけでして、だったら水木しげるロードを先に回れば良かったのに、とか思っちゃいました。出雲に丸一日割くのは正解でしたけれども。
ううう、ぜひともリベンジしたいです。
土地の空気……。
今まで京都に慣れ過ぎてたので他所に行って「空気薄いなー」と思うことはあっても、逆はありませんでした(-_-;)で、帰ってきて「コレコレ、この濃い空気じゃないと酸欠になるのよ」て感じだったんですが。
今回、出雲で、背負ってった瘴気全部落とされたみたいで、帰ってきた途端にブワッと押し寄せてくる感覚に「ぅぉおおおおお(;・∀・)」て、なったのでした。マジ、京都の空気重いですね。
小泉八雲邸行けなかったのは残念でしたね。
まぁ‥‥ちょっぴりな感じの武家屋敷でしかないので‥‥はあります‥‥がw
でも、国文的には、小泉八雲関係の資料がたくさんあったので、おもしろかったかも?
松江はまったりしてて綺麗な町ですよね~
私は出雲は以前友人と個人旅行したのですが、交通機関が非常に綱渡りで、
時刻表と首っ引きのギリギリコースだった事ばかり思い出します。(^^;;
しかし玉造温泉のお宿がとてもよかったのでまた行きたい‥‥!
隠岐とか、隠岐に行くついでに境港とかw、月山富田城とか、日御碕リベンジとか、
出雲方面は行きたい所が沢山あるのですが、遠い上に現地でもアクセスが悪いので、
最低1週間くらい見ないと駄目だろうなーなんて思ったりします。
土地の空気ってありますよねー?
出雲は確かにキレイだったかも。あと伊勢とかw 熊野とか飛鳥もw まぁ当然?
信濃と仙台も護られてる感じがしますよー域内に入るとなんか違うんだよねー
京都は‥‥ぅん、なんていうか、新幹線降りた時の感じ‥‥重い?ですよねー