陸自ヘリ入札で提示の仕様書、川崎重工が原案作成か
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- 2012/09/07 21:07:56
陸上自衛隊のヘリコプター不正納入事件で、入札の際に本来、防衛省がメーカー側に提示するヘリの仕様書の原案を、受注した川崎重工業が作成した疑いのあることが分かりました。
次期多用途ヘリ「UH-X」の開発メーカーの選定は、企画競争入札で行われ、川崎重工が3月に受注しました。当時、開発を担当した防衛省幹部らは、事前に ヘリの仕様に関する情報を川崎重工側に漏らし、本来、入札の際に防衛省がメーカー側に提示する仕様書の原案を、川崎重工側が作成した疑いがあることが新た に分かりました。東京地検特捜部は、川崎重工が企画競争で有利になるよう便宜を図った疑いがあるとみて、防衛省幹部らから事情を聴くなど慎重に調べを進め ています。
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/220907023.html