未来技術遺産
- カテゴリ:日記
- 2012/09/07 23:40:37
未来技術遺産
”科学技術史資料のうち、
「科学技術の発達上重要な成果を示し、
次世代に継承していく上で重要な意義を持つもの」
や
「国民生活、経済、社会、文化の在り方に
顕著な影響を与えたもの」
に該当する資料を選定し、
『重要科学技術史資料登録台帳』
に登録します。”
という制度。
先日、この未来技術遺産に
「ウォークマン」
や
「デジカメ」
が登録された、というニュースがありました。
http://scienceportal.jp/news/daily/1209/1209052.html
今まで、どんな物が登録されたのか、見てみました。
http://www.kahaku.go.jp/institution/sts/material/index.html
さすがに一般に販売されたもの以外は、どれほど意義があるものか分かりませんが・・・
見覚えのあるものでは、
VHS方式とベータ方式の家庭用ビデオ
「VHS対ベータ戦争」ってありましたね。
未来技術遺産では仲良く登録されています。
おかげで「新規格」のものが発売された場合、とりあえず静観、という習性がつきました。
初期の巨大なパソコンや携帯電話が登録されているのはお約束感があります。
それから、日本初のポケベルのサイズは
縦12センチ×横6センチ×厚さ2センチ
少し厚めのスマホと同じくらいです。
そのうち、初のスマホも未来技術遺産に登録されるのでしょう。
(そして、「最初はこんなに不恰好だった」と珍奇の目で見られるのでしょう)
また、研究開発用の試作機ですが、カシオが作ったデジカメ。
動作時の温度90度
重量 2.75キロ
愛称、熱子(あつこ)・重子(おもこ)の2台
誰が、シャッターボタンを押すのでしょう。
まさかジャンケンで負けた人?
動作温度と重さは話題になっていたのでしょう。
型番の「90」は、もしかするともしかしますね。
全然、気がつきませんでした。
少しでも関わったものやなじんだものがあると、
「おお!」
と思いますね。
(自分の場合は「ウォークマン」でした)
全体が90度になったわけではなくてチップ部分の動作温度なんでしょうね。
発熱対策に送風機を取り付けた、となってますし。
個人的にはソニーのトリニトロン。
下請け業者(の一員)として工場に入ったことがあって、
アパーチャグリルとは懐かしいものが出てきました。
今でも現役の技術です。
ってもう国内じゃブラウン管は作って無いんだったかな?
「人間に危害を加えない範囲で、自分を守らなければならない」
というものあったので、これを盾に命令を拒否するかも・・・。
やはり人間とロボットでジャンケン!?
・・・そういえば、ジャンケンに絶対負けないロボットというのが、テレビで紹介されてました。
ロボットにシャッターボタンを押させましょう。
ロボット三原則に従い、
人間を守るために、危険を受け入れるのが、
ロボットですもの(汗)。