～これまでのあらすじ～
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第47話　試練2（リーフ編）

リーフが立っていたのは・・・自分が生まれ育った村
たった数カ月離れていただけなのに、自分の村を懐かしそうに見るシルフ

リーフ：さぁ、出口を探さないとね！
　　　　ところで・・・さっきから誰？
　　　　姿を見せなよ

村の御神木の陰から誰かが出てきた、それは・・・アクアだった

アクア：隠れていたつもりだったんだが、お前も成長したんだな＾＾

リーフ：樹木が教えてくれたんだ！
　　　　僕だけの力じゃないよ
　　　　兄さんもここに飛ばされちゃったの？

アクア：そうらしい、一緒に出口を探そう
　　　　御神木の周りを探してみるか・・・・

リーフ：ううん、御神木の近くにはないよ
　　　　御神木がそう言っている
　　　　兄さんと話している間に聞いたんだ
　　　　戦うべき相手は必ずいるっていってた

アクア：だが、ここには誰もいない
　　　　誰と戦うんだ？
　　　　御神木が間違えたんじゃないか？

リーフ：知ってるんでしょ？
　　　　兄さん・・・・いや、君は兄さんじゃない！
　　　　あなたは誰？

アクア：俺はお前の兄、偽りはない！

リーフ：絶対に違う！兄さんは御神木を馬鹿になんてしない！

アクア：なかなか鋭いわね
　　　　あなたの言うとおり、私は偽物よ！

急に声が女性になった

リーフ：正体を現したね！
　　　　兄さんに化けるなんてマネしないで堂々と向かってくればいいのに！

アクア（偽）：頼まれごとだからしょうがないの！
　　　　　　　私も男なんかに好きで化けてるんじゃないんだからね！？

リーフ：へぇ？そうだったんだ！
　　　　てっきり趣味なのかなーって思ってた♪
　　　　それか、男と女の間かなって思った＾＾

アクア（偽）：それ、笑顔で言う・・・・？
　　　　　　　かなり傷付いたんだけど・・・・？

リーフ：え？神経がタフなのかなって思って言ったんだけど
　　　　意外と繊細だったんだね～

アクア（偽）：見かけによらず毒舌・・・・？！
　　　　　　　とにかく、私と戦ってもらうからね！

そういうなり、動こうとしたが・・・・動けない

リーフ：あ、ごめんね＾＾
　　　隙だらけだったから足の動きを封じておいたんだ♪
　　　油断してると、あっという間にやられちゃうよ？
　　　見た目で判断しないでね～♪

アクア（偽）：私の負け・・・・！
　　　　　　　例外ですが、合格とします・・・

リーフ：やったぁ！試練に合格した♪

（例外＝精神的に傷つけた場合）
次の瞬間、アクア（偽）ではなく、女の人の姿になっていた
緑色の髪にエメラルドの様な瞳

リーフ：名前ってあるの？
　　　　無いんだったらこんなのはどう？
　　　　エメラ、エメラルドの様な瞳をしているから！

エメラ：いい名前！
　　　　あなたの翼になってよかった！

リーフ：君が翼だって言う事は知ってた
　　　　大地は時には真実を教えてくれる
　　　　御神木に触れた時点で君の負けだよ
　　　　あ！ちなみにこれ、兄さん達には内緒ね♪
　　　　強いってバレたら遊んでくれなくなっちゃうかもしれないじゃない？

エメラ：お兄さんより賢いんじゃないの？
　　　　何故、その力を戦いに生かさないの？

リーフ：リーダーは戦いや争いを求めない
　　　　そして、誰も傷つけようとはしないんだ

エメラ：変わってるわね！
　　　　とにかく、ここの世界は早く出ないと崩れてしまうの！

そういうなり、リーフとエメラは一つになった
リーフの背中にはふんわりとしたやわらかそうな緑の翼が付いていた
思いっきり、助走をつけて羽ばたいた！
空の上に、扉が現れる

？：あなたは翼と契約しますか？

リーフ：もちろん！

そういうなり、緑の光に包みこまれた

～続く～

今回はリーフが毒舌だと言う事が判明ｗ
皆さんも、見た目で判断しないようにしましょうｗ
（リーフはマジで怖いですからね～＞＜）
次はアクア編です！お楽しみに！