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スーダン:米海兵隊の受け入れ拒否


イスラム教の預言者ムハンマドを冒とくしたとされる米映画に対する抗議デモが激化したスーダンへの米海兵隊派遣について、スーダン政府は15日、受け入れを拒否する考えを米側に伝えた。米国務省は同日、スーダンの首都ハルツームの米大使館の職員・家族に対し、安全上の懸念を理由に同国を出国するよう命じた。

 スーダンのバシル大統領は同国西部ダルフール紛争での残虐行為などで国際刑事裁判所から人道に対する罪などで逮捕状が出ており、米政府はスーダンに対するテロ支援国家指定を続けている。

 国営スーダン通信などによると、クリントン米国務長官がスーダンのカルティ外相に電話で受け入れを求めたが、外相は「外国大使館の警護は我が国で担う」として派遣を拒否した。既にハルツームに向かっていた部隊は、途中で呼び戻されたという。

 米側はスーダン政府との関係悪化は大使館員の安全に悪影響を及ぼすと判断し、派遣を断念。最低限の職員を残して外交団をスーダンから出国させることを決めた。米政府は既にリビア、チュニジアの米大使館職員も国外へ避難させており、中東・北アフリカでの外交プレゼンス低下は避けられない状況だ。


http://mainichi.jp/select/news/20120917k0000m030065000c.html



 

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