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漁船千隻、尖閣海域へ=休漁終了で出航、緊張高まる


中国中央人民ラジオ(電子版)は17日、浙江省と福建省などの漁船約1万隻が出航し、このうち約1000隻が同日中にも、沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)周辺海域に到着する予定だと伝えた。日本政府は警備を強化する方針で、大量の漁船出現により尖閣諸島海域の緊張が高まるのは必至だ。
 尖閣諸島がある東シナ海では夏季の休漁期間が3カ月半ぶりに16日正午に終了。しかし、台風の影響で出航を見合わせていた。天候が回復したとして出航したもようだ。
 同ラジオによると、漁船を管轄する農業省当局は、漁業主権の維持に向けた準備は整っていると強調。同省所属の漁業監視船も尖閣諸島に向かい、漁船の安全を確保する。漁業監視船は7月にも尖閣諸島周辺の日本領海に侵入しており、漁船・漁業監視船と海上保安庁巡視船などとの衝突も懸念される。

(2012/09/17-17:44)


http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012091700208


日本の尖閣諸島を含む沖縄海域を警備する海上保安庁巡視船は、第十一管区海上保安部

に所属している巡視船です。

大型のつがる型巡視船“りゅうきゅう”をはじめ、21席の船舶を保有しており、尖閣諸島に一番

近い石垣海上保安部には比較的大きい はてるま型(排水量1300トン・全長89m) を4隻

配置しています。

発砲する事は無いと思いますが、 はいるま型巡視船には光学式FCS(射撃管制装置)

を搭載した30ミリ機関砲が搭載されています。 光学式FCSと聞くとカッコイイ名前ですが、

目で見て撃つと言う事なので、レーダー式射撃管制装置の様な正確な射撃は難しいと思われ

ます。

またいくら尖閣諸島に近くても、排他的経済水域(EZZ領海海里の外側)で漁をする場合、

国際法上取り締まりは出来ません。

尖閣諸島から12海里(22.2km)以内に入って操業した場合、違法とみなして逮捕する

権限がありますが、国際的に定められた手順に則り、旗りゅう信号、発光信号、音声信号

(汽笛、無線、スピーカーなど)により停船若しくは退去命令を出し、停船命令により停船し

た場合、海上保安官が外国船舶に乗り移って臨検を行い、船籍・目的地・航行の目的・積荷・

無通報の理由などを聴取をした後に逮捕となります。

しかしこの方法で韓国も2011年12月に違法操業している中国漁船475隻を取り締まった

ことがありますが、その韓国海洋警察の職員2名が刺されて死亡、逮捕された12人は

罰金を払った後に釈放されています。

他にもフィリピンのスカボロー礁も尖閣諸島と同じ様に中国が領土であると宣言し、漁船

に補助金を出して違法操業させ、フィリピン沿岸警備隊が巡視艇を2隻派遣したところに

中国の大型海洋巡視船5隻が割って入り、数ヶ月に渡ってにらみ合いが続き、その後

戦争になるのを恐れたフィリピン大統領が巡視船を引き上げたため、漁ができなくなり

ました。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/kakushin/list/CK2012082702000121.html

その後、フィリピンは巡視艇を強化するため、アメリカに頼みハミルトン級巡視船を1隻

貰いましたが、レーダー等の装備が外されて引渡しされたため中国のメディアに馬鹿に

されています。

そして今年6月、フィリピンは日本が小型の巡視艇を10席政府援助で引き渡す決定を

したと報道したため、中国政府から海底ケーブルを切断されたり、バナナを大量に輸入

してから全部返品するなどの嫌がらせを受けています。


現在フィリピンでは日本の海上保安庁とフィリピンの沿岸警備隊による合同訓練が行われ、

世界最大の巡視船 しきしま が、フィリピンに入港しています。

しきしま は自衛隊の はたかぜ型護衛艦 と同じ大きさで、フィリピンから戻った後は

尖閣諸島の警備に付くようです。

 

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