21日からのイランイラク戦争を記念する「聖なる防衛週間」を前に、ペルシャ湾で潜水艦と駆逐艦、それぞれ一隻が進水しました。少し前にイラン海軍の専門家によって改造された潜水艦ターレグ901が、18日火曜、海軍の潜水部隊に加わりました。ターレグは、世界で最も複雑なテクノロジーを有しています。駆逐艦サハンドも、イラン人の専門家によって設計、製造されました。今回の潜水艦と駆逐艦の進水の指示は、イラン軍の業績を公開する見本市と海軍士官学校の視察のためにイラン北部のノウシャフルを訪れた最高指導者のハーメネイー師から出されたものです。18日、イラン海軍のサイヤーリー司令官は、ハーメネイー師を前に、海軍の最新の業績について説明しました。サイヤーリー司令官は、軍備の改良、恒久的な安全の確保、近隣の友好国との協力拡大といったことがここ数年海軍が取り組んできたことだとしました。さらに、装備や防衛機器の自給自足、海上や水中用の各種の船舶の製造、ミサイル能力の強化が、海軍の目的であるとしました。

イランイスラム共和国軍は、現在、イランの国境と国土を守るための準備を完全に整えています。最高指導者が科学技術の分野での軍隊の発展の必要性を強調していることにより、軍隊の技術者や専門家は、海軍、空軍、陸軍の力を世界の最新のテクノロジーや業績のレベルにまで向上させることができています。イランのイスラム体制の敵の日々増加する脅威に注目し、軍事力の維持は、イランの防衛の基本的な戦略となっています。イランのヴァヒーディー国防軍需大臣は、防衛産業におけるイランの自給自足がイランの優先事項であり、軍の専門家の努力により、今日、イラン国内の防衛産業のほぼすべてのニーズが満たされていると語りました。さらに、「イランは空、海、陸、ミサイルの防衛の分野での軍の全面的な強化により、世界でも有力な軍隊の一つである」と強調しました。イラン・イスラム革命防衛隊のジャアファリー司令官は、あらゆる敵の侵略に対するイランの防衛軍の抑止力は速度と威力の点で、非常に強力なものだとしました。ジャアファリー司令官は、イランの軍隊は各種の長距離、中距離ミサイル、無人機を有し、あらゆる侵略に対して断固反撃し、敵にその愚かな行為を後悔させるほどの力を持っている、としました。実際最高指導者が強調したように、イランの軍隊は、どの国もイランの国や国民の強固な壁を破ることができないほどの力を備えるべきなのです。


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