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日出生台で空爆想定した滑走路の復旧訓練


 航空自衛隊西部航空方面隊は13日、日出生台演習場で空爆を想定した滑走路の復旧訓練を実施した。本物の爆弾を模擬滑走路の地面に埋設して爆破し、重機などを使って復旧を図った。
 空自による滑走路の復旧訓練は1970年から国内4ブロックで実施。同隊による日出生台での訓練は5年ぶり。今回は隊員約300人が参加し、空自、協力団体や米軍など約400人が見学に訪れた。
 築城基地(福岡県)からF―2戦闘機2機が敵機として飛来したのを合図に、模擬滑走路(長さ50メートル、幅25メートル)に埋めた340キロ普通爆弾などを爆破。黒煙が立ち上り、コンクリート舗装が四方に吹き飛んだ。爆破部分には直径9メートルと12メートルの穴ができた。
 隊員は生物化学兵器の有無など被害状況を確認した後、重機40台で復旧作業。機敏な動きでブルドーザーがコンクリート片や土砂を撤去し、アルミ合金やグラスファイバー製のマットを敷いて航空機が離着陸可能な状況にした。作業は約5時間で終了した。
 現場指揮官の大倉育信・西部航空施設隊司令(53)は「実際に爆撃を受けた想定で訓練をすることが今回のポイント。隊員の練度、能力向上を図ることができる」と話した。


http://www.oita-press.co.jp/localNews/2012_134758696337.html


 

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