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韓国:「中国への警戒感」浮上 尖閣問題長期化で


尖閣諸島をめぐる日中関係悪化の長期化を受けて、韓国メディアには、地域情勢混迷への懸念とともに、「中国への警戒感」が台頭しつつある。

 日韓関係は李明博(イ・ミョンバク)大統領の竹島上陸(8月10日)、日中関係は香港の活動家による尖閣諸島上陸(同15日)を契機として、ほぼ同時期に緊張を強めていった。このため、韓国メディアは当初、北東アジアで日本が孤立しているという観点を強調するとともに、日本に対して「韓国には高飛車なのに、中国には低姿勢だ」と不満を示すことが多かった。

 だが、中国による対日経済制裁という言葉まで出てくるようになった9月半ばごろからは、「中国が『覇権を目指す意思』を隠さなくなった」(朝鮮日報)といった警戒感が表に出てくるようになった。

 中韓は9月下旬の外相会談で、歴史認識で足並みをそろえ、日本をけん制する姿勢は見せた。しかし、両国は黄海での排他的経済水域(EEZ)を巡る争いを抱えている。韓国は、韓国が主張する中間線より韓国側にある暗礁・離於島(イオド)の管轄権を主張しているが、中国はこれを認めていない。


http://mainichi.jp/select/news/20121002k0000m030058000c.html


 

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