中国空母、いまだ機影見当たらず
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- 2012/10/03 22:07:45
中国海軍は9月23日、初の航空母艦「遼寧」を就役させた。過去1年にわたり試験航海10回を繰り返し、「航空機をともなう活動もすべて準備できた」とされているが、いまだに戦闘機などが発艦・着艦する様子は確認されていない。そのため、「どの種の航空機を何機搭載するつもりか」という疑問の声も高まってきた。中国新聞社などが報じた。
中国海軍は5年前から、航空機搭乗員を空軍の戦闘機搭乗員訓練学校に送り込んで、航空母艦における発艦・着艦を含む、関連作戦を遂行するための訓練を受けさせている。
「遼寧」側も1年にわたり繰り返した試験航海などで、航空機を伴う活動についてもすべての準備を終えたとされる。当局は「遼寧の主要任務は(実戦配備ではなく)飛行訓練の実施だ。ジェット戦闘機24機とヘリコプター26機を配置する」ことを明らかにした。
しかし、同艦をジェット戦闘機などが発着するようすは確認されていない。これまでのところ、「ヘリコプターが発着した可能性はある」とされている。また、艦上に固定翼航空機らしい姿も見られたが、艦上の移動やエレベーター利用の試験のためとされている。
設計上、同艦の母体となったロシア海軍空母のアドミラル・クズネツォフがSu-33艦上戦闘機を十数機、kaー27PL対潜ヘリを16機程度搭載していることから、「遼寧」についても、最終的には同様の搭載機構成となり、副次的な航空機を合わせれば、搭載機数は」50機程度になる可能性が高いとされる。
◆解説◆
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同艦はソ連の改アドミラル・クズネツォフ級航空母艦として1985年12月に起工。88年には進水。しかしソ連崩壊にともない92年には建造中止。係留されたままロシアとウクライナが共同管理していたが、95年にはウクライナの所管となった。
ウクライナは同艦をスクラップとして売却することに決定。マカオ(澳門)の「中国系民間会社」が1998年に「レジャー施設にする」などと説明して購入した。2001年には中国本土に回航され、05年までには大連で空母にするための工事が始まった。
ソ連の当初設計では、排水量9万トンクラスの原子力空母になるはずだったが、6.7万トンの通常動力空母に変更された。また、飛行甲板上で離陸期を加速する蒸気カタパルトの装備も、甲板の端を上にそらす「スキージャンプ式」を採用したため、見送られた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121003-00000038-scn-cn
中国の空母には、ロシアの戦闘機Su-33のコピー 殲撃十五型 と アメリカのF-35
のコピー品と思われる 殲三十一型 が搭載されると言われていますが、現在まで確認
されて居ません。
考えられるのは、近代戦闘機の複雑な操縦を覚えるのに必要な 高等練習機 の不足
による、パイロットの育成不足等が考えられますが、武器を使った実験等をしたという情報
が無く、まだ飛行実験段階との噂もあります。
殲三十一型の動画
http://www.youtube.com/watch?v=nq8388f5iPs


























