国際テロ対策訓練、伏木富山港保安部会
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- 2012/10/04 23:06:54
県警や伏木海上保安部、大阪税関伏木税関支署などで構成する伏木富山港保安対策専門部会は三日、射水市の富山新港海王岸壁周辺で、港へのテロリスト侵入を想定した訓練を行い、約百三十人が初動対応や連携を確認した。
世界の中央銀行総裁らが集まる国際通貨基金(IMF)・世界銀行年次総会(東京、九~十四日)を前に企画。港湾地区にいた外国人三人が職務質問を拒み、港に接岸中の外国船に逃げ込むとの想定のほか、港に置かれた爆発物の処理、拳銃や刃物などを持った外国船の乗組員の制圧などの訓練があった。
県警の警備艇「ありそ」と海上保安庁のゴムボートが連携して海上の船に迅速な避難を求めたほか、ボートで港沖に逃げた三人を捕まえる際は本番さながらの追跡劇が展開され、参加者は真剣な表情で取り組んだ。
訓練を見守った新美恭生県警本部長は講評で「関係機関で危機管理意識を共有することが重要。この訓練を今後に生かしたい」と述べた。
http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20121004/CK2012100402000185.html


























