Nicotto Town


肉球で書いてます


そしてこれが大兄ちゃん

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ちぃ  : 虫眼鏡に毒団子・・・ ますますいじめの手口がひどくなっている。
      なんとかしてあの猫って人から妹を守らなくては。
      でもどうしたら・・・ あの人、腰からデカいナイフぶら下げてたり
      デカいカマ振り回してたり、時には飛び道具まで持ってたりするから
      真っ向勝負では勝てそうな気がしない・・・
      あの家の中では豚が生きたまま丸焼きにされたって話も聞いたことがあるし・・・
      そうだ! いっそこの島を出て違う島へ移ったらどうだろうか。


大   : おいおい、ちぃよ。 今そこの物置小屋の陰でお前の舞台役者のような
      やたらと大声の説明調な独り言を聞いていたが、そりゃ駄目だぞ。


ちぃ  : あ、大兄ちゃん。 駄目ってどうして・・・


大   : 俺たちはこの島にいるからこうして話すことが出来るが
      別の島に移ったら一言も言葉を発せなくなるんだぞ。


ちぃ  : ええ!? なんで?


大   : さぁ・・・ とにかく他の島のタヌキは一切話さないらしい。
      話せないけど安全な世界をとるか、危険と背中合わせだが
      自由に話せる世界をとるか。 そりゃお前、やっぱり話したいやろ。
      それになにより、船がない。


ちぃ  : あぁ・・・そうなんだよなぁ。 畑の泥で船を作るわけにもいかないもんなぁ。
      でもこうしてぐずぐずしている間に、また妹の身に何かあったら・・・


妹   : うわぁーーーん! えーんえーん・・・


ちぃ  : あっ! どうした妹。 何があったんだ!?


妹   : ちぃ兄ちゃんあのなぁ、お庭を散歩してたらなぁ、
      なんかの動物のう○こ踏んで・・・


ちぃ  : はぁぁ? なんでこんなところにそんなものが?
      まさかそれも、妹が踏むように仕掛けられた嫌がらせなのか。
      確かあの家には猫と犬のペットがいたはず。 
      なんて汚い罠を! ますます汚い奴だ!!


妹   : でもあのペットはこのお庭には出て来られないよぉ。


ちぃ  : そうだなぁ。 しかも今日はあの猫って人が出てきたのを見てないんだよなぁ。
      いつの間にどうやって仕掛けたんだろう。 大兄ちゃん、どう思う?


大   :  ・・・・・・・・


妹   : ほかほかだったよぉ。 あの物置小屋の裏にあってなぁ。


ちぃ  : 新品? 物置小屋の裏・・・ 
      そういえば大兄ちゃん、さっき物置小屋の陰にいたんだよね。


大   : んん。 んー・・・ どんな手口なんやろうなぁ。


ちぃ  : 大兄ちゃん、物置小屋の陰で何してたん?


妹   : えーん、えーん、臭いよぉ。 気持ち悪いよぉ。


大   : んー・・・ どうやらこの件は迷宮入りやな。 真相究明は諦めろ。
      ほら妹、こんなことくらいでそんなに泣くな。
      大兄ちゃんが責任とって洗ってやるからこっち来い。


ちぃ  : 責任とって・・って・・・ ええっ!?



アバター
2012/10/06 14:58
伝言は伝言板に書くようにお願いします(○´・ω・)b
アバター
2012/10/06 05:39
おやすみ~^^

夢の中にタヌキが出ますようにwww
アバター
2012/10/06 03:54
僕が責任とって
三匹とも食べてあげよう(  ̄▽ ̄)




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