声
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- 2012/10/06 03:47:13
妹 : ちぃ兄ちゃんあのなぁ、あそこに井戸があるやろぉ。
ちぃ : 井戸? あ、いつの間にあんなところに。
なんか気味の悪い井戸だなぁ。
妹 : うん、そうなんよぉ。 あの井戸からなぁ、なんか声が聞こえるんよぉ。
ちぃ : ここ・・声っ?
妹 : なんかなぁ、さっきからあたしの事を呼ぶんよぉ。
ちぃ : ななな・・・なに言ってんの、お前。 い、井戸から声なんかするわけないでしょ。
全く気持ちが悪いなぁ。 おおお落ちたりなんかしたら大変だから近寄るなよ。
妹 : うん。 でもなぁ、こっち来いって言ってるしぃ・・・
なんか気になるんよぉ。
ちぃ : うわわわ・・・ すすす、するはずないって。 井戸から声なんかしないの!
・・・妹ぉ・・・ こっち来いぃぃぃ・・・
妹 : ほらぁ。 ちぃ兄ちゃんにも聞こえたやろぉ。
ちぃ : いやいやいやいや、聞こえてない聞こえてない。 おお俺は何にも・・・
あっ、そうか! あれもあの猫って人の嫌がらせだよ。
ああやってお前の事を怖がらせて楽しんでいるんだよ。
と、とにかく近づくな。 あああ危ないからな。 落ちるかもしれんからな。
妹 : うん。 でもなぁ、ちぃ兄ちゃんのことも呼んでるんよぉ。
ちぃ : えーっ! 俺は絶対呼ばれてないって!
・・・ちぃ・・・ こっち来いぃぃ・・・ 助けてくれぇ・・・
ちぃ : わーわーわーっ! 聞こえない聞こえないぃぃぃっ!
これは夢! 空耳! 気のせい! 猫のせい! 声なんかしない!
おおお俺は何にも聞こえなぁーい! ひぃぃぃ・・・
・・・早く・・・ 来てくれぇ・・・ 助けてくれぇ・・・
妹 : どうするぅ?
ちぃ : いいい、いいか、妹。 ぜっ、絶対に近づくなよ。
ひきひきひき・・・引き込まれるかもしれん。 絶対に!絶対に!
絶対に近づくなよ! 覗きこんだりとか絶対すんなよ! わかったなっ!!
妹 : うん。 わかったぁ。
ちぃ : そ、そうだ。 大兄ちゃんにも言っておかなくちゃ。
大兄ちゃん、どこ行ったんだ?
妹 : さっき「喉が渇いたから水飲んで来る」って。 その後は知らない。
ちぃ : そそ・・そうか。 こんな時にそばにいてくれたら良いんだけどな・・・
まぁ、いいや。 そのうち戻ってくるやろ。
いいか、守れよ。 近づくなよ!
・・・おおぉーーい・・・ 俺だぁ・・・ 引き上げてくれぇ・・・ 寒いよぉ・・・
まあ他にネタがないだけ><
もうちょっと絞り出してみる(;´д`)
仕方ない(・∀・)僕が引き上げてあげよう。
鍋の材料減ると困るし(☆∀☆)
下のやり取り、面白い(o_ _)ノ彡☆
猫さんに賛同(^-^)/
なぜここが展開の分かれ道なのか、書いてる本人全然わかんないです。
しばらく読ませていただきます・・・