秋祭りの思い出
- カテゴリ:日記
- 2012/10/07 20:01:57
チャン・チャン・チャンチャン チャンチャカチャンチャカチャ チャカチャ
遠くから、鉦や太鼓の音が聞えます。
今日は秋祭り。豊作を感謝して、神社の境内から山車が出ます。
山車を引いているのは子供達。その先頭を女の着物を着て、化粧をした道化のような役が
見物人を笑わせます。昔から住んでいる人は、山車が家の前を通ると
ご祝儀を持って出てきて、先頭役の人と升でお酒を酌み交わします。
その間、子供達はじっと待っているのですが、私が子供の時は、
ご祝儀を持って出てくる人が多く、その度に山車が止まったので、その地域を周って
神社に帰るまで、ものすごく時間がかかりました。
へとへとになって神社に着くと、お菓子が一杯詰まった、大きなビニール袋をもらい
大役を果たした喜びを味わったものですw
でも今は、子供達も少なくなり、鉦や太鼓の稽古を引き継ぐ人を確保するのも大変でしょう
いつまでこのお祭りの音色が聞けるのかな、いずれは廃れていくのかなと思ったりします
秋祭りが終わると、気温もぐっと冷え込んで、本格的な秋になります。
この風物が、いつまでも残ってくれるといいなと、まだ鳴り響く祭りの音を聴きながら
子供の頃の思い出に浸ったのでしたwwえっ?柄じゃない?www
私が学校へ上がる頃には、周囲は新しい住宅が林立し
農業とか豊作に縁の無い人ばかりでw、(私の家もそうでしたがww)
高学年になるまで、秋祭りは豊作を感謝するものだとかいうことを
知りませんでしたw
お祭りは、みんなが集まって楽しむものだと思っていたのですw
それでも、そのお祭りが続いてきたのは
元から住む人達の努力や、新しい人達の理解があって
一緒に参加して、守って行こうという取組があったからだと思います。
だから、余計に続いて行って欲しいナと思います。
古い人達が住む地域と、新しい人達の住む地域の温度差
よく分かります。
私の住んでいる所は、私が小学生に上がる頃には、
周囲が全て住宅地に変わり、新しい人が流れ込んできました。
だから、割と小さな頃から開けた所になったのです。
でも、私が結婚して最初に住んだ所は、どが付くほ田舎でw
新しい家なんて、今までまるで建ったことがない、その辺の土地は
そこに住む親類一同が住んでいるみたいなところでしたw
そこに住宅が出来、住んだことは良いものの、何かにつけて
新参者はこれだから・・とか、神社の修理費に20万円出せとか
とてもついていけないところでした。
中学校の生徒でさえ、男子は丸坊主だったらしくw、それに対して運動部でもないのに
何故坊主頭にしないといけないのか?と質問が新しい住人から入ったと
学校の先生が、新参者は常識を知らん。これだからやっかいなんだと、
私がパートしだした会社で、激昂して話していました。
内心。とんだところに住んでしまった。井の中の蛙大海を知らずじゃないけれど
常識を知らないのは、あなただよと呟きましたw
でも、事あるごとに、田舎の風習を押し付けようとして、新世代と対立する地域に疲れ
私は引っ越しました。
古い文化と新しい文化を融合させるには、やはり双方の歩み寄りが大切ですねw
山車などの保存や楽器などの修理などもお金がかかりますよね。
だんだん薄れていく地域の繋がりのなかで
修繕費などを工面するのは大変なのかもしれません。
今の若い世代は、コンピューターゲーム世代で
小さい頃に、大勢で走り回ったりすることが少なくて
部屋に閉じこもって遊ぶので、まとまって何かをやるということが
苦手とも教育機関の人々から聞きました。
その中でも、先頭をきってお祭りを盛り上げてくれる人が出ることを
願うしかありませんね(^_-)-☆
中学校も50人切ってますし 小学校も60人しかいないらしいから
今後は祭りの仕事を強制でやらされるかもしれませんw
巻きワラを持って地区ごとの家々を回って
歌いながら巻きワラで地面を叩いて豊作をねがう行事とかもありますが
今は子供が少ないから 誰も来ない地区とかもあるかもw
ただ それはお小遣いを貰えるので もし子供一人の地区があるなら その子の総取り状態ですねw
しかし うちらの時は子供だけでやったのに 今は保護者もくっついてきてますねw
まあ 今は誘拐とかを過剰に心配してますからねw
だけど 数年前は歌詞が足りなかったりしたなw 今は正しく伝わってるみたいけどw
というか 初めてサークルメンバー巡りしてますw
勉強づくしの連休過ごしてます・・・・
ブログ炎上の祭りとかではなく、リアルな祭りをw
便利さを求めると風習とかわずらわしいものは敬遠されるんでしょうな
大地の恵みへの感謝が薄れていくとともに
人知の及ばない自然への畏敬の念も薄れ
古きよき伝統も省みるゆとりも失われるのかも・・・
え?コメントが普通すぎるって?www
山車の行列へご祝儀を渡して、酒を酌み交わすって、お祭りが住民と深く関わっているようで
昔ながらのとても良い慣習のように思います^^
私の実家付近では秋祭りはなかったです。
今住んでいる場所の隣りの地域でも
この近辺の中ではわりと大きな夏祭りを行うのですが
お祭り主催の土地に住んでいる友人が、
やはりお祭りを行う側の手がだんだんと減ってきてしまっていると言っていました。
新しくできた住宅地の人と、古くから住んでいる人との間でかなり温度差があり
いろいろと難しいようです。その温度差は学校の子供会にまで影響しているそうです。
お祭り・・・残ってほしいですよね。
自分はお祭り主催の地域に住んだことがないので、あまり偉そうなことはいえないのですが・・・。
遡ってもこちらでは秋祭りの記憶がないのです。実りの秋に
神様にお祭りを通して感謝を表す・・・。日本人の原点のようにも
思えるのですが・・・。
秋祭りではありませんが、私の住んでいる所では、以前には
あちこちで行われていた町内会や商店街の盆踊りもすっかり
姿を消しました。街並みがそんなに変わったわけでもないのですが
商店街の縮小や人々の心の変化が関係しているのでしょうか。
さまざまな昔ながらの行事が少しづつ無くなっていくのは寂しい
限りですが、Lilyさんのところはそんなお祭りが残っているようで
羨ましいような気もします。大切にしていきたいものですね^^。