対中リンゴ輸出、停止状態続く
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- 2012/10/07 22:13:32
東京電力福島第1原発事故以降、日本産リンゴの中国への輸出が、一部の例外を除き、事実上できない状況が続いている。県や農林水産省によると、日本は中国から、放射性物質の検査証明書発行を求められているが、中国がいまだに証明書の様式を示していない。日本側は中国に様式を提示するよう求めているが、沖縄県・尖閣諸島の問題で、協議が難航し、輸出ストップが長期化する恐れもあるという。
県によると、2009年産の日本産リンゴの中国への輸出量は263トン。10年産は405トンだった。輸出量はトップの台湾(10年産で約1万6千トン)には大きく及ばないが、今後の伸びが期待されていた。
だが、東京電力福島第1原発事故後、事態は一変。日本が中国に輸出できる野菜、果物類は以前からリンゴ、ナシ、緑茶などごくわずかだったが、これらについて、中国が輸入規制を強化。検査証明書の様式の問題で、11年産の中国への輸出はストップした。ただし一方で、地方政府などが個別に認めている例もあったことで、中国への日本産リンゴは155トンが輸出された。
県は4日の県議会商工労働観光エネルギー常任委員会で、証明書の様式の問題を早期解決するよう国に要請していることを説明。一方で、県農林水産物輸出促進協議会と連携して、経済成長が著しいベトナム、インドネシアなど新たな輸出先の開拓に努めていることを明らかにした。
県国際経済課の小山宏課長は取材に対し「本年産リンゴの輸出が始まる秋ごろには輸入規制が緩和されると期待していたが…。尖閣諸島問題が悪影響を及ぼさないことを願いたい」と話した。一方、県りんご輸出協会の太田一民理事長は「中国は従来、(税関当局による)通関検査などが厳しい国だと感じていた。中国の市場は大きくて魅力的なので、早く輸出が再開されてほしい」と語った。
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2012/20121005083529.asp?fsn=eb33f76037153e93cde084f7e7644d6f
中国と領有権を争っているフィリピンは、バナナにコレラが付いているとイチャモンを付けられ
全部返品されたことがあり、いまでも中国に輸出されて居ません。
日本は放射能ですか・・・