Nicotto Town


ピーターパンとさようなら*


自虐的独尊論。




無意味すぎる強迫観念に囚われて
現状維持に躍起となった
現実などは、と軽薄ぶって
君の姿を見ないふり
青すぎる空に溶けてしまいたいと嘯きながら、
地に足がついていないことを自慢気に吹聴して歩く
嘆く日々には止まる余地なく
鏡は身の周りに存在しない
涙も落ちぬ目端をぬぐい
愛してくれとのたうち回る
威嚇する猫は毛を逆立てて
爪牙出して我が身を襲う
意思疏通が困難になってきた身体に依存すればこそ
淘汰されぬこの瞬間を愛しく思おう
この道程に悔いはなし




あぁ、なんと素晴らしき我が人生









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