運動会の思い出
- カテゴリ:スポーツ
- 2012/10/08 21:22:30
中学3年生の時、体育祭で800メートル走を走る事になった。
クラス的にこの種目は捨てにかかっていたのだろう。
僕的にも体育祭なんて、どうでも良かったのだけど、たまたま
仲が良くなりかけていた女の子も同じ種目に出る事になり
「頑張りんちゃいや。」とか言うので、仕方なくちょこっとだけ
頑張る事にした。
とは言え、運動部でも無い僕は、7クラスで2人ずつの14人の
出走馬・・・出走メンバーの中で、もし人気オッズみたいなものが
出ていれば10番人気以下だっただろう。
そんな人気も実力も無い僕が、ほんの少しでもいい所を見せようと思えば
方法はひとつしか無かった。
「スタートから、猛ダッシュをかまして、ハナ(先頭)を奪い、大逃げを打って
走れる所まで走って、後の事は後でまた考える。」
到底作戦とは言いがたい、馬鹿な考えだが、僕はこの(暴走作戦)を実行に
移した。
若さゆえの過ちと言うよりは、少々頭が弱いのだろうww
で、当日・・・
「・・・晴天に恵まれました、○○中グラウンド、14人の出走メンバーがスタート地点に
出揃いました。果たして(電撃の4ハロン)を先頭で駆け抜けるのはどの馬・・・生徒か?
800メートル走、間もなくスタートです。」
などと言う実況アナウンスが、ある筈も無く、もちろん、ブラスバンドによる、
ファンファーレ吹奏も無かった。
スタート地点に付かされ、教師がピストルを構え、それを鳴らした。
いきなり、ダッシュをかましたので、すんなり前に出れた。
ただ、ハナを奪うのは無理だった。
すぐに陸上部員の一人がスッと横に並んでそのまま前に出た。
それを交わして強引に前に出ようとすると200メートルトラックを1週する前に
脚力とスタミナを使い果たしそうだったので仕方なくその後方に控えた。
それでも、かなり縦長の展開になった。
先頭は陸上部員F、その後方に僕、少し離れて陸上部員Tその後ろは少し離れた。
想定外の奴が一人前を走っているので場内が少しどよめいた。
もし、勝ち人投票券みたいなモノが発売されてたら、僕は罵声とブーイングを
浴びていただろう。
とりあえず、うちのクラスだけは意外な展開にちょっとだけ沸いていた。
しかし、先頭との距離が少しずつ開き始め、600メートルを過ぎた辺りで
陸上部員Tに交わされた。
記憶に残っている限り最後は悲惨だった・・・
残り100メートル位で3着から一気に10着まで後退した。
「・・・まったく、クソの役にも立ちゃしねえ・・・」
とまでは、言わなかったが、その女の子は苦笑いしていた。
その女の子は見た目、運動神経の欠片も無さそうだったけど以外に6着だか
7着に入った・・・
・・・おわり。
じゃあ、元気でにゃん。^^/
若かったんだねぇ・・・^^
あ。 ついついおばちゃん発言してしまった・・・(--;
その上運動神経皆無の私には運動会の思い出なんてなんにもありません><
いろんな思いされたとは思いますがやっぱり共学はいいですね~ 羨ましい思い出です
勉強でとりかえす? ボク…
ここでとりかえさずば、ノビタ君だ~