ロシア軍 カフカスで再び戦闘 犠牲者すでに
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- 2012/10/08 22:26:14
ロシア軍部隊は今年10月から再び、北カフカスにおけるテロ対策作戦を行っている。作戦は長期にわたって休止していた。
最近、武装集団への対策にあたっているのは軍特殊部隊および内務省職員だ。伝えられているところによれば、すでに軍人に犠牲者が出ているほか、負傷者も数人に上っているという。
これより先、状況に詳しい情報筋が明らかにしたところによれば、最近つとに犠牲者が増えていることから、ロシア軍の強化部隊が動員される方向だという。
チェチェンでの対テロ作戦は1999年、軍閥シャミル・バサエフと国際テロリストであるハッタバが指揮する部隊がダゲスタンを数回にわたって攻撃した後開始された。1999年9月、ロシア大統領令によって、北カフカス統合軍組織が設置されている。
8年にわたって、ロシア軍は北カフカス戦役に参加した。2006年、テロ組織の大部分が殲滅され、指導部が崩壊したことによって、ロシア軍は北カフカスから撤退していた。
2000年から、チェチェンには第42自動車化狙撃師団(1万5千名以上)が常駐している。2009年、その一部は改変され、それに基づいて、自動車化旅団3つが編成された(約1万名)。またチェチェンには第46早期展開旅団(内務省軍所属)が常駐している。
専門家らは、武装勢力の活発化を避けるためには軍事的方法によるのではなく、人道的方法のみによらなくてはならないとしており、特に宗教、社会、経済問題が絡み合ったなかで段階的に解決に当たらなくてはならないとしている。
http://japanese.ruvr.ru/2012_10_08/90554822/