伝言版
- カテゴリ:小説/詩
- 2012/10/19 10:29:11
伝言版に書く
あなたが来ると信じて
昔の恋人たちのように
願いを託して
あなたは見てくれるだろうか
私に気づいてくれるだろうか
いつでも待っていることを
わかってくれるだろうか
携帯のメールより
温かみがある伝言版
一文字一文字に思いを込めて
ひたすらあなたを待っている
携帯のベルが鳴らない
今日もあなたは来ないのか
私の思いはどこに行くのか
携帯を抱きしめる
段々と日の暮れが早くなって
暗くなる時も速まって
そんなほの暗い駅の片隅で
今日も伝言版を書く
そうですね。もう、伝言版などないかもしれませんね。
昔の光景が懐かしいですね。
携帯を持つようになって伝言板も不要になりましたねえ・・
懐かしいですよね、伝言版。
姉の元彼がよく使ってましたっけ。
歌のセリフにもなりましたよね。
書いていましたけど、
味がありました。
ありがとうございます。
昔の駅には、伝言版がありましたよね。
懐かしい思い出です。