あなたへ
- カテゴリ:小説/詩
- 2012/10/22 09:00:41
細かい雨が降ってきた
秋霧雨
カフェの片隅から
そっと外を見つめる
あなたは海外に行った
仕事の辞令で
いつ戻ってくるんだろう
職場にぽっかり穴が開いた
毎日「おはよう」が聞こえた
それがなくなった
相変わらずにぎやかな職場だけど
あなたがいないのは寂しい
そんなそぶりも見せずに
私は会社に行く
でもこんな日曜日には
やっぱり思いだしてしまう
いつ戻ってくるの
私の側にいてくれるの
それはわからない
もう会えないかも
新しい気持ちになれるだろうか
これからの生活で
いつかこんなことに別れを告げて
歩みだすのかもしれない
ありがとうございます。
恋が失われるのはつらいことですね。
でも、時間がたつのも同じ、恋も薄れていくのかも。
自然な流れに任せるんでしょうね。
ありがとうございます。
なんか、心にしみるお話ですね。
心の友はいつどんなきっかけでできるかわからないけれど、そういう巡り会いってあるものですね。
そんな世界を描いているZONEの方って、もしかしたら経験者なのかもしれませんね。
下校途中の男の子にもう一人の男の子が”一緒に帰ろう”と声をかけたのがきっかけで友達になりました。
短い夏休みには二人で冒険もたくさんして沢山の思い出が出来ました。
些細なことで喧嘩して二人は口を聞かなくなりました。
夏休みが終わる頃に転校が決まった男の子とまだ仲直りが出来ていませんでした。
転校する為にバスに乗ってその街を離れようとする男の子のバスの後を追いかける男の子がいました。
それに気付いた男の子はバスの中から男の子に向かって必死で手を振りました。
走り去るバスに追い付けなくなった男の子は力の限り大声でさようならと叫びました。
ZONEのsecret baseはその男の子達が”10年後の8月にまた会えることを信じて・・ 最高の思い出を・・”という歌詞に再会の願いが込められた曲でした。
私が一番好きなZONEの曲です。
素敵な詩ですね。
最近私は、初心を忘れたようです。
もう一度作詞というものを考えて、感じたことをつづっていこうと思います。
旋律を添えて
万葉の調べ
最後の雨
伽藍とした
朝陽も 夕陽も
窓越しのなかに
億劫な 歩みのうちに
わたしは ただ生きてゆく