一昨日の夕方、たまにしか、かかってこない同級生の男の子からの電話。
胸騒ぎはしたものの、『どしたの？』と聞いてみた・・・
少しためらい乍、彼は
『〇〇が死んだ・・・』悔しそうにつぶやいた。
暫くは、二人とも無言で・・・
私は『そっか』と・・

亡くなった彼は、若い頃に腎臓を患って、
随分長い間、透析をしていた。
奥様が看護師さんで、
『俺はなー、身障者で働けんから、嫁さんに養ってもらってるんだ』って、
結構明るく話していた。

少し前に、入院したとき、病室を覗くと、
『しんどいときに来るなよー、元気になったらまた会おうぜ！』って
そうだよねー、弱ってるとこ見せたくなかったよねー。
ごめん、でも、心配だったし。

電話をくれた彼は、親友で、
かなり落ち込んでた。
あたりまえか・・・
私でさえ、これだものね・・

『お前連絡つくやついるかー？出来たら沢山で送ってやりたいから』って
私は知ってる限りの友達に、連絡を取った。
みんな一様にショックを受けてた。
卒業以来、会っていない子もいたけど。

悔しかっただろうなー。
たまたま神様からお借りした身体に、不備があって、
みんなより沢山つらい思いをして、
それでもがんばってきたんだよね。

奥様とは、一年に一回以上は、旅行に行ってるって、
照れながら、嬉しそうに話してくれたよね。
『お前も身体だけは大切にするんだぞ。』って、
涙堪えるの、必死だったよ。

お疲れ様。
もう、ゆっくりやすんでいいんだよ。
痛みから開放され、苦しみも無くなるんだから・・・
おやすみ。



　　　　　皆様、暗い気持ちにさせてしまってごめんなさい。
　　　　　　　　今夜は、お通夜に行ってきます。