ドラマ【平清盛】特撮【仮面ライダーウィザード】
- カテゴリ：テレビ
- 2012/10/29 15:28:29
【あらすじ】ある夜更け、京・鹿ヶ谷の山荘には、後白河法皇のもと、成親や西光など、清盛ら平家打倒を企てる不満分子たちが集まった。そこへ招かれた摂津源氏の武士・多田行綱は企てを知り驚くが、西光と成親の説得により平家を撃つことを決意した。一方伊豆では、北条時政が娘・政子を平家配下の山木兼高へ嫁入りさせることを決めた。政子は頼朝の過去を深く知ったため、捨て置けないと打ち明けると時政は政子の頬をたたき、必ず山木のもとに行けと厳命する。 【あらすじ】フェニックスのとどめの一撃を浴び、川へと沈んでいくウィザード。変身も解除された晴人は、意識を失ったまま、深く沈んでいくが、そのとき晴人の意識の中に咆哮するドラゴンがフラッシュバック、その瞬間、晴人の目が開いた。なんとか自ら這い上がり、凜子の手を借りて面影堂に戻る晴人。フェニックスがゲートの洋樹の母・美紀子を襲ったのは、洋樹から両親を奪い、絶望の淵へ突き落とそうとしているからに違いない。とすると、次に狙われるのは、洋樹の父・和洋だ。
【感想】今回は有名な鹿ケ谷の陰謀の回でしたね。この時陰謀に加わっていたと言われる俊寛が鬼界ヶ島に流されたのは、歌舞伎でも有名ですよね。真相については諸説ありまして、まず鹿ケ谷の陰謀自体が後白河の勢力を削ぐための清盛の陰謀だったという説や、規模はともかく鹿ケ谷で後白河を交えて反清盛勢力が話し合ったことは事実であるという説などがあります。まぁ院とその近臣が集まれば、某か清盛に対する不平不満、引いてはこれからどうすれば清盛に対抗できるかなどの話は、酒の席で出ても不思議はないですけどね。今回はこの鹿ケ谷に関するエピソードが忠実に再現されており、瓶子が倒れたことを囃し立て(現存するエピソードでは、行綱ではなく成親が倒したことになっていますが)、西光がその首を割ったとか、捕縛され清盛の前に突き出された西光の顔を、清盛が踏みつけ責めたが、西光は清盛を罵り続けたなどは、本当に文献に残っているエピソードです。ただ、あくまでエピソードであり、史実ってわけではないでしょうけどね。この時代は文献の種類が少なく、後世に編纂されたものもあり、本当にあったかどうかを判断するのは難しいですからね。西光が斬首されたのは確かですが、瓶子の首を割ったかどうかなんて、わかるはずがないんです。しかしあの西光を踏みつける清盛は相当イメージ悪かったよなぁ。確かに痛いところを突かれたって感じでしたが、もう死ぬしかない相手に言い返せず暴力を奮う清盛も情けない。どうも文献に忠実に作ったシーンが、清盛のイメージをかえって悪化させてるようで…。一応大河の主人公なんですからｗ 清盛は天皇家と敵対したということで、アンチヒーローとして描かれることが多いので、残っているエピソードもイメージが悪いものが多いってことかな。そのへんは脚本でなんとかしてほしいものですね。五条大橋はぶち壊したくせにねぇ…（；^ω^） さて、毎回書いてるような気もしますが、今回からどんどん平氏の立場は悪くなっていくばかりです。なのでちょっと見るのが気が重いｗ でもここまで見たんだから最後までつきあうかな…。確か江の時もそんなことを言ってたような気がしますｗ
【感想】気づくの遅いよ晴人ｗ ま、それはともかく、やはりあの白いガルーダは白い魔法使いの使い魔だったようですね。だとすると、コヨミの言う嫌な感じってのは一体何故なんだろう？ 白い魔法使いも、単なるアンチファントムではなく、何か目的があって動いてるんでしょうかね。とにかくこれでやっと晴人のアンダーワールドの中だけで活躍していたドラゴンの力を使えるようになりました。今回変身したのはフレイムドラゴンでしたが、てことは他の３属性のドラゴンもいるんでしょうかね。変身シーンが、ヒーヒーからボーボーになってましたねｗ これは他の３属性の時にはどう言うのか楽しみだなｗ 最後トドメを刺す時も、キックではなく魔法でしたよね。仮面ライダーらしくはないですが、以前より魔法使いっぽくはなったよな。背中に背負った魔法陣に磔にされてるようで、なんかかっこいいわ。あと不思議に思ったんですが、凛子と瞬平の場合、晴人がアンダーワールドに潜入し、彼らの中にいるファントムを倒したので、もうファントムに狙われる心配はなくなったわけですが、それ以降ずっと、晴人はゲートのアンダーワールドに入ってませんよね？ てことは、彼らはまだファントムを生み出す魔力を持っており、ファントムに狙われる可能性があるってことでしょうか？ むしろ何故ファントムたちは次々新たなゲートを見つけてそれを狙うんでしょう。例えばあのピアニストをずっと狙い続けても不思議はないわけですよね？ そのへんがどうもスッキリしないな。
あんな美しい５０代ってないわ～w
あの頭、結構似合ってるんですけど60には、見えないですね。＾＾；
一番の敗因は、６０代まで生きた清盛を２０代の松山が演じたため、
どうしても若い人が中心のキャスティングになってしまい、
壮年の人物の多くを２０代の俳優が演じるという、不自然極まりない形に
なってしまったことだと思いますねぇ…
もちろん脚本の責任も重いと思いますが。
視聴率が悪いのがナットクです。
恐いもの見たさのような気持ちで見ちゃいます。＾＾；