台湾:退役軍人ら「中国スパイ」…８人を拘束
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- 2012/10/29 20:25:40
台湾の海軍に所属していた佐官級の退役軍人ら計８人が、中国への機密漏えいの罪で拘束・起訴された。台湾紙・りんご日報が２９日、報じた。佐官級の退役軍人は潜水艦用の海図などの機密を取り扱う海軍司令部大気海洋局に所属。機密情報に接触できる立場にいた軍人は退役後、１〜３年は訪中できない規定があるにもかかわらず今年５月の退役後、観光名目で何度か訪中していた。台湾国防部（国防省）に拘束され、その関連でその他７人も拘束された。退役軍人が一度に８人もスパイ容疑で拘束されるのは近年では最多。
台湾国防部によると、起訴された退役軍人は、現役時代に別の退役軍人から公務に就く中国人を紹介され、仲間を誘ってスパイ行為をしようとしたと認めた。しかし「今年３月に事実を把握し、機密保持の措置を取った」として、機密漏えいはなかったと説明した。
http://mainichi.jp/select/news/20121030k0000m030058000c.html
