薄雪
- カテゴリ:小説/詩
- 2012/10/30 04:00:29
足跡が二つ
並んで歩く
四つ角に来て
ふと立ち止まる
ここからは
あなたの足跡と
私の足跡
薄雪の上で別れていく
何がそうさせたのか
触れないで別れて
寒さに耐えながら
涙が落ちるから
冬の日の暮れは早く
時間とともに夕暮れに
ここまでの道は
何だったんだろう
別れて歩いても
私のことは忘れないで
薄雪の上に
残した足跡を見るたびに
足跡が二つ
並んで歩く
四つ角に来て
ふと立ち止まる
ここからは
あなたの足跡と
私の足跡
薄雪の上で別れていく
何がそうさせたのか
触れないで別れて
寒さに耐えながら
涙が落ちるから
冬の日の暮れは早く
時間とともに夕暮れに
ここまでの道は
何だったんだろう
別れて歩いても
私のことは忘れないで
薄雪の上に
残した足跡を見るたびに
なにか、辛い別れですね。
童話にこんなこと、珍しいですよね。
そうですね。悲しいけれど、お別れですね。
ありがとうございます。
そうですね。昔読んだ童話を思い出しながら書きました。
女性は根を伸ばしながら生きる木、男性はあるいて輝く木。
そんな二人は合わなかったのです。
ありがとうございます。
恋は結構中途半端な時ってありますよね。
別れが決まってしまうとせつなさを感じてしまいますね。