トウキョウ砂漠…
- カテゴリ:日記
- 2009/07/14 22:08:21
関東地方が梅雨明けしたそうで。
何日か前までは、もう一回、夏っぽい大粒の雨が降った後に、梅雨が明けるだろうと思っていた。
ところが、おとといから、僕の持っている温湿度計が、湿度50パーセント前後を表示していたのです。
置き時計に付属する、精度の低いものですけどね、それにしたって、かなり湿度が低い。
まさか、このまま梅雨が明けてしまうんじゃないか、と思っているところへ、今日の発表でした。
振り返ってみると、約一ヶ月前の、梅雨入りの時も、湿度が不思議だったのです。
梅雨入り発表前から、雨がよく降りましたね。それで、テレビの天気予報などで、「もう梅雨に入ってますよねえ」などとアナウンサーが話していたりした。
ところがですね、僕の部屋の湿度が面白くて、雨が降っている最中は湿度が上がって60パーセント以上になるのですが、やむと、気流が変わるのか、すぐに下がったりしていた。
曇っていても、50パーセント前後になったりした。
まるで晴れた日の様な湿度だったのです。
そして、梅雨入りの発表があった日、何日だったか忘れたけど、これが、湿度が高かったのです。
たしか、梅雨入り発表の割には、たいした雨も降らなかったように記憶しています。
その後、何日か、降らない日でも、湿度が60、70パーセント以上という日が多かった。
雨が降ったら80パーセントを超えた。
どうも、気象庁は、太平洋側の水分の多い気流、南西方向からの気流が入り込むかどうかで、梅雨入りを判断したらしい。
そして、ここ数日ですね、やけに湿度が低くて、そのまま梅雨明け発表。
なんとなく、気象庁の人たちが、梅雨というものをどう定義しているか、想像できたのでした。
、、、でも、ちょっと腑に落ちない。
温湿度計を手に入れて一年以上経った。
東京の湿度を見るようになったのは最近だけど、どうもおかしいと思うようになった。
東京は、やけに湿度が低い。
甲府に居た頃は、もっと湿度が高かった。
今日でも、湿度46パーセントとか表示するのです。
これだと、デパートなどの強力に冷房を効かせている場所では、湿度が下がって30パーセントとか、なっちゃってるはずです。
そんなの、冬の、よく乾燥した日くらい湿度が低い。
東京ってそんなに湿度が低い土地か?
それで、思い出した。
科学系の雑誌で読んだ記事。
東京は砂漠化している。
建築物が多く、都市化した場所は、乾燥する。
関東平野が大きな湿原だった頃とは、段違いに乾燥しているのだと言う。
なるほど、日本中で、一番乾燥した土地なのだ。